【野球用語】リリーフとは?種類と役割について徹底解説!

プロ野球や高校野球を見ていると、よく聞くリリーフという言葉。

聞いたことはあっても、その意味などわからない方も多いのではないでしょうか?

今回は野球における「リリーフ」の意味と、その種類と役割などについて解説していきます!

リリーフとは何?

用語解説

リリーフとは…

救援、または継投のこと。先発投手の後に、登板する他の投手の総称のことをいいます。

リリーフを担う投手のことを、「リリーフピッチャー」「リリーフ投手」、そのまま「リリーフ」と呼ばれることが多いです。
アメリカでは「リリーバー」などと呼んだりもするそうです。

リリーフには種類がある

リリーフ投手(以下リリーフ)には、種類があります。

その登板のタイミングや、役割によって名称が変わってくるのです。

  1. 中継ぎ
    1. セットアッパー
    2. ワンポイントリリーフ
    3. ロングリリーフ
    4. 敗戦処理

  2. 抑え(クローザー)

まずリリーフは大きく分けて2分されます。それが「中継ぎ」「抑え」です。

「中継ぎ」に関しては、さらに4つに分けることが出ます

それぞれについて、解説していきます。

中継ぎ

中継ぎとは、先発投手と、抑え投手の間に投げる投手のことを言います。

その中継ぎ投手も大きく分けると4つに分類することができます。

セットアッパー

セットアッパーとは…

主に勝っている試合や、同点などの接戦のときに登板する中継ぎ投手のことを言います。

自軍のリードを保ったまま抑え(クローザー)に繋げるの役割があります。

主に、8回など絶対に点を与えたくないという場面に登板することが多いです。

ワンポイントリリーフ

ワンポイントリリーフとは…

打者一人もしくは、二人程度限定で登板する中継ぎ投手のことを言います。

特定の打者専門の投手であることから「●●キラー」と呼ばれることが多いです。

しかし、メジャーリーグでは2020年度シーズンから試合時間の短縮を図るため、このワンポイントリリーフが禁止となりました。(3人以上のバッターと対戦するかイニングが終了するまで投げなければいけない)

ロングリリーフ

ロングリリーフとは…

先発投手が崩れてしまった場合や、アクシデントで降板してしまった際などに、比較的早い段階で登板する中継ぎ投手のことを言います。

ワンポイントリリーフとは逆で、長くイニングを挟んで登板することになります。

試合を立て直す役割や、他の投手の負担を減らすという役割があります。

敗戦処理

敗戦処理とは…

言葉の通り、その試合で大量リードを許してしまった場合などの、勝ち目がなくなってしまった試合で、試合を進めるために登板する中継ぎ投手のことを言います。

他選手を温存するために、起用される。

メジャーなどではしばし野手が登板することもあります。

2015年 マーリンズで外野手だったイチロー選手が登板しました。

抑え(クローザー)

リリーフには、「抑え」(またの名を「クローザー」)という役割の投手も含まれます。

抑え(クローザー)とは…

試合の終盤、早くても8回から登板する投手のことを言います。

通常は自軍が勝っている場合、あるいは試合が極めて拮抗している場合に登板します。

1点も許されない場面で登板するため、しっかりとその試合に勝ちきるという役割があります

点を守り切るというところから、「クローザー」の他に、「ストッパー」や「守護神」などと呼ばれることもあります。

まとめ

まとめ

「リリーフ」とは?

救援、または継投のこと。先発投手の後に、登板する他の投手の総称のこと!


・「リリーフ」にはどんな種類がある?

 →中継ぎでは、「セットアッパー」「ワンポイントリリーフ」「ロングリリーフ」「敗戦処理」の4種類!あと「抑え」(またの名を「クローザー」)