【プロ野球】40-40とは?大谷翔平が達成!パワーとスピードの大偉業を解説!

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野球の世界には、多くの偉業や記録が存在します。

その中でも特に40-40と呼ばれる記録は、パワーとスピードを兼ね備えた選手にしか達成できない特別なものです。

この記録を達成した選手は、「40-40クラブ」という非常に限られたグループに所属し、野球界での地位を確立しています。

本記事では、「40-40」と「40-40クラブ」について詳しく解説します!

こんな方にオススメ
  • 「40-40」って何?読み方は?
  • どのくらいすごい記録なのか?
  • もっと野球に詳しくなりたい!

まずは簡単に、用語解説からです!

用語解説

40-40とは?
プロ野球の1シーズンで40本塁打40盗塁を同時に達成すること。

バント店長

40-40は「フォーティー・フォーティー」と読むよ!アメリカのメジャーリーグを中心に使われており、日本でも同様に呼ばれています。

40-40の達成は、ホームランを打つ強力なバッティング能力と、盗塁する抜群のスピードと技術が求められるため、非常に難しい記録です。

大記録なだけに、この記録を達成する選手は、多くのファンやメディアから注目されます。

夢の大記録「50-50」

さらに、プロ野球の1シーズンで50本塁打50盗塁を同時に達成した場合には、5050と言います。

読み方はフィフティー・フィフティーです。

いずれ達成する人は出てくるのでしょうか!?

40-40の歴史

ここからは偉大な記録「40-40」の歴史を見てみましょう!

初の40-40達成者

メジャーリーグにおける最初の4040達成者は、ホセ・カンセコ(Jose Canseco)で、1988年にこの偉業を成し遂げました。

彼は、「40-40クラブ」の初代メンバーとなりました。

40-40クラブとは?

1シーズンで40-40を達成した選手たちの集まり「40-40クラブ」といいます。

40-40を達成すること自体がとても難しいため、このクラブに入る選手は非常に限られています。

40-40クラブのメンバー

ここからは、メジャーリーグで40-40を達成した選手を紹介します。

選手名年度所属チーム本塁打数盗塁数
ホセ・カンセコ1988年オークランド・アスレチックス42本40盗塁
バリー・ボンズ1996年サンフランシスコ・ジャイアンツ42本40盗塁
アレックス・ロドリゲス1998年シアトル・マリナーズ42本46盗塁
アルフォンソ・ソリアーノ2006年ワシントン・ナショナルズ46本41盗塁
ロナルド・アクーニャJr.2023年アトランタ・ブレーブス41本73盗塁
大谷翔平2024年ロサンゼルス・ドジャース

100年以上続くメジャーリーグの歴史の中で、40-40の記録達成者はたった6人しかいません。

しかも、2度以上の達成者は1人もいなく、とても難しい記録というのがわかるでしょう!

日本プロ野球での40-40は?

日本プロ野球での記録についても見ていきましょう!

日本プロ野球での40-40記録

日本プロ野球(NPB)において、40-40を達成した選手は1人もいません

日本での40-40達成の難しさ

日本プロ野球は、メジャーリーグよりシーズンの試合数が少ないことや一番の理由で、40-40の達成は難しいとされています。

日本プロ野球メジャーリーグ
試合数143試合162試合

そのため、日本で40-40を達成するには、よりハイペースで記録を積み上げていく必要があります。

NPBにおける歴代の記録保持者

日本プロ野球では、40-40達成者がまだいないため、惜しかった記録を紹介します。

選手名年度所属チーム本塁打数盗塁数
秋山幸二1987年埼玉西武ライオンズ43本38盗塁
山田哲人2015年東京ヤクルトスワローズ38本34盗塁

トリプルスリー

トリプルスリー」とは、1シーズンで打率3割以上30本塁打以上30盗塁以上を同時に達成することです。

パワーとスピードに加え、高い打率も必要とされるため、非常に難易度の高い記録です。

日本では、ヤクルトスワローズの山田哲人選手がトリプルスリーを3度も達成しており、その偉業が広く知られています。

複数回達成はこの山田哲人選手のみです。

年度打率本塁打盗塁
2015年.32938本34盗塁
2016年.30438本30盗塁
2018年.31534本33盗塁

40-40を達成するための条件

パワーとスピードの両立

40-40を達成するためには、高いレベルのパワースピードが求められます。

ホームランを40本以上打つには、強力な打撃力が必要であり、40個の盗塁を成功させるには、単に足が速いだけでなく、投手のクセを見抜く洞察力や、巧妙なベースランニング技術が必要となってきます。

シーズンを耐え抜く強靭な体力

40-40を達成するためには、選手がシーズンを通してコンディションを維持し続ける必要があります。

1シーズンは長く、体力的な負担も大きいため、怪我をせずに、高いパフォーマンスを維持することが重要です。

現代の野球で40-40達成が難しい理由

現代の野球では、ピッチャーの投球レベルが高くなり、ホームランを打つことが難しくなっています。

また、盗塁においても、怪我の心配から積極的に盗塁を試みる選手が減少しています。

これらの要因により、40-40を達成する難易度は以前よりも高くなっているといえるでしょう。

まとめ

『40-40』とは?
プロ野球の1シーズンで40本塁打と40盗塁を同時に達成すること!

「40-40」は、野球の世界で最も尊敬される記録の一つです。

この記録を達成するには、卓越したパワーとスピードを兼ね備え、シーズンを通じて安定したパフォーマンスを発揮することが必要です。

「40-40クラブ」に名を連ねる選手は、その卓越した能力によって、野球史に名を刻みます。

一方で、日本プロ野球では40-40の達成は極めて難しく、その代わりに「トリプルスリー」などの記録が特に注目されています。

今後も40-40やトリプルスリーのような偉業が達成される日を、野球ファンとして楽しみにしたいですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!