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2月1日はプロ野球界の「お正月」とも言われる野球シーズンがスタートする日です!
この日はプロ野球の「キャンプ」がスタートし、各球団がそれぞれ3月後半から始まるレギュラーシーズンに向けての準備をスタートしていきます。
そこで今回は日本プロ野球の「キャンプ」について解説してきます!
まずは簡単に、用語解説からです!
用語解説
- キャンプとは?
- 公式戦期間ではない時期に、チーム全体練習や個人の自主練習を行うこと
キャンプの期間
シーズン前の2月1日から約1ヶ月の間実施される春季キャンプと、シーズン終了後から11月末にかけて行われる秋季キャンプがあります。
- 春季キャンプ(2月)
- 秋季キャンプ(11月)
バント店長
キャンプの場所
日本のプロ野球の春季キャンプ地は、現在では宮崎県・沖縄県がメインで行われています。
2月の平均気温が15度以上となる沖縄県、晴天日の多い宮崎県といった、冬の気候条件が大きな理由です。
日本プロ野球球団だけでなく、韓国プロ野球球団やWBCキューバ代表なども沖縄県でキャンプを行なっています。
北海道日本ハムファイターズは、2016~2019年シーズンの4年間、アメリカ合衆国アリゾナ州で1次キャンプを実施していました。(現在は全日程を沖縄県で実施しています。)
沖縄県で多く実施されているもう一つの理由としては、1999年12月にアメリカ軍普天間基地の代替基地の受け入れが名護市内に決定ことです。
その見返りに、沖縄県の北部12自治体に2000年から10年間、毎年100億円の公共事業に「北部特別振興事業」という名目の国費が流入したことです。
そのことにより、球場の建設ラッシュとなったことで、球場の設備が充実したことも理由の一つです。
キャンプのときに使われる「クール」とは、休養日と休養日の間の練習期間のことをいいます。
キャンプでは4、5日を1クールとして、3勤1休や4勤1休など休養日が一区切りとされています。
この期間を1クールとして、キャンプ期間は「第1クール」「第2クール」とスケジュールが組まれています。
現在はもちろん、当時も4勤1休が基本ですが、落合博満監督が就任していた当時の中日ドラゴンズでは、6勤1休で1クールが組まれていました。
これは、シーズン中の試合が火曜日〜日曜日の6日間。月曜日がオフ・移動日とされることが多いことからシーズン中のスケジュールをまんま反映したものです。
キャンプからシーズンに合わせて調整していくスタイルは、当時の中日ドラゴンズの強さを象徴するものでした。
春季キャンプと秋季キャンプの練習内容の違いについても見てみましょう!
春季キャンプ
キャンプは、3月下旬からスタートするシーズンに向けての準備期間です。
そのため、2月前半では体づくりといったトレーニングやキャッチボールやノック、フリーバッティング、ピッチングなどの基礎的な練習からスタートしていきます。
そこから徐々に実戦に備えたシートバッティングや、紅白戦なども行われていき、練習試合からオープン戦に進んでいきます。
また、ドラフト新人選手やFAなどで移籍した選手など、昨シーズンとは選手が変わっていためサインプレーや連携プレーといったプレーの確認も行います。
より本番の試合に向けての練習が増えるというのもこの春季キャンプの特徴にもなります。
秋季キャンプ
秋季キャンプでは、全選手が参加しないということも多く、次シーズンに向けての基礎的なトレーニングや追い込みでの練習がメインになります。
また、他球団で戦力外、自由契約となった選手の入団テストなどの時期でもあるため、チームプレーというよりも個人としてのレベルアップに向けて行われていきます。
ここからは、プロ野球のキャンプを見に行くことの魅力を紹介していきます!
選手との距離の近さ
通常であれば、球場でのスタンドとグランドの距離がある中でしか選手を見ることはできません。
しかし、キャンプでは選手や監督、コーチの普段見ることができない姿を、至近距離で見ることができます。
ファンが使う道と同じ道を使って移動していたり、選手へ声援を送ると手を振り返してくれたりと、その距離の近さにビックリすると思います。
選手との触れ合い
また、休憩時間の時にはサインをもらうことができたり、練習後にはサイン会が開かれたりすることもあり、選手との触れ合いを楽しむことができます。
普段見ることができない合間のオフの姿や、練習での真剣な姿をグランド目線で見ることができます。
球場によっては、選手同士の会話も聞こえるような近い距離から見ることが可能です。
ピッチャーであればブルペンでの姿を見ることができる場合もあり、投球時の声などを臨場感もって聞くことができます。
新入団選手をいち早く見れる
そして、新入団選手をいち早く見れることも魅力の一つです。
ドラフトで指名された選手のプレーする姿を見ることができたり、新外国人選手や移籍してきた選手などもいち早く見ていくことができます。
キャンプならではのイベント
球団によっては選手の練習が終わってから、選手使ったばかりのグラウンドに入ることができ、キャッチボールをすることができたりというイベントが行われることもあります。
シーズンでは体験できないイベントを実施してる球団も多く、キャンプの大きな魅力の一つです。
ここでは、日本プロ野球とメジャーリーグのキャンプの違いについて紹介していきます。
日本プロ野球 | MLB | |
---|---|---|
キャンプ開始 | 全員一斉キャンプイン | バッテリーが先にキャンプイン その後、野手がキャンプイン (時差スタート) |
休養日 | 1クールごとあり | 基本なし |
練習時間 | 朝から15時ぐらいまで | 半日程度 |
ピッチャーの調整 | 100球ほど | 20球ほど |
宿泊 | 選手、スタッフ | 選手、スタッフ、その家族 |
日本プロ野球では契約がスタートする2月1日に全球団が基本的にはキャンプをスタートしていきますが、メジャーの場合は全体でキャンプインということはありません。
まずバッテリーが先にキャンプをスタートし、その後野手がキャンプインしていくという時差スタートが一般的です。
また、メジャーリーグのキャンプでは多いチームであれば70名ほどが、日本でいう1軍キャンプに招待され、キャンプが進んでいくにつれ、25人枠に向けてどんどん振り落とされていきます。
また、練習時間も日本プロ野球では朝からスタートし、夕方近くまで行われますが、メジャーリーグでは半日程度でがほとんどです。
しかし、日本のような休養日がなく、基本的に毎日練習が実施されています。
他の違いとしては、ピッチャーがブルペンで投げていく球数があります。
日本でいえば、100球以上。多い選手であれば200球を超えるような投げ込みも珍しくありません。
メジャーリーグでは肩肘は消耗品という考えが強くあるため、20球程度のピッチングで終わることがほとんどで、ブルペンでの投球練習の時間は1人10分程度で終わります。
野手は、オープン戦の1週間前ほどからキャンプがスタートし、すぐにオープン戦が始まります。
すぐに実践が始まっても対応できる理由としては、中南米などのウインターリーグに参加している選手も多く、実戦から離れることが少ないということが影響しています。
宿泊についても日本プロ野球では、同じホテルに全選手、全スタッフが揃って宿泊し、寝食を共にして過ごしていきます。
一方、メジャーリーグでは、家族も一緒にキャンプ地に来て、専用の宿泊施設や選手によっては住まいも購入して過ごしていくという選手もいます。
バント店長
今回は、「キャンプ」について解説してきました!
2月になるとこのキャンプの話題がニュースでも取り上げられることが多くなり、いよいよ野球シーズン開幕となる嬉しい季節です。
そういった中でキャンプというのがどういうものなのか、より理解してプロ野球観戦を楽しんでいただけたら幸いです!
最後まで、読んでいただきありがとうございました!!
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対象球団 | 11球団 (広島除く) | 11球団 (広島除く) | 11球団 (広島除く) | 12球団 | 6球団 (パ・リーグ) | 5球団 (広島・横浜・中日・楽天・オリックス) | 6球団 (パ・リーグ) | 6球団 (パ・リーグ) | 2球団 (西武、ヤクルト) | 1球団 (横浜) | 1球団 (巨人) | 1球団 (横浜) | 6球団 (パ・リーグ) | 1球団 (阪神) | 1球団 (巨人) |
月額料金 (税込) | 2,300円 | 3,480円 | 4,200円 | 4,483円 | 1,595円 | 1,980円 | 660円 | 702円 | 1,100円 | 550円 ※プレミアム会員 | 1,026円 | 1,017円 | 900円 | 660円 | 1,320円 |
1球団あたり の月額 | 209円 | 316円 | 382円 | 374円 | 266円 | 396円 | 110円 | 117円 | 550円 | 550円 | 1,026円 | 1,017円 | 150円 | 660円 | 1,320円 |
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