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「ダブルヘッダー」という言葉を皆さんは知っていますか?
メジャーリーグをよく見る人は、聞いたことがある人もいるのではないでしょうか!
今回は「ダブルヘッダー」の言葉の意味や、なぜ行われるのか?関連でよく使われる「変則ダブルヘッダー」の意味を小学生でもわかるように解説していきます!
まずは簡単に、用語解説からです!
用語解説
- ダブルヘッダーとは?
- 1日のうちに2試合を行うこと
基本は同じ対戦カードで2試合開催されます。
仮にAチーム、Bチームがあったら、その2チームで2試合行われます。
バント店長
変則ダブルヘッダーとは?
変則ダブルヘッダーとは、同じダブルヘッダーでも、第1試合と第2試合の相手チームが異なることを特徴としています。
(例) | 一塁側 | 三塁側 |
---|---|---|
1試合目 | ||
2試合目 | ||
3試合目 |
バント店長
日本プロ野球ではダブルヘッダーのイメージがない方も多いかもしれません。
それもそのはず、日本プロ野球では1998年以降ダブルヘッダーは一度も行われていません。
なぜダブルヘッダーがなくなった?
昭和のプロ野球ではダブルヘッダーが珍しくありませんでしたが、徐々に減りそして、今では行われなくなりました。
ダブルヘッダーがなくなっていったのには、いくつかの理由があるので見ていきましょう!
ドーム球場が増えた
一番わかりやすい理由の一つが「ドーム球場が増えた」ことです。
プロ野球は日本シリーズなどの日程が開幕前から決まっています。その日までに、全試合をシーズンの間に消化しなければいけません。
野外球場であれば、雨が降った場合には雨天中止になってしまい、試合がずれ込みます。
試合日程を消化するためにダブルヘッダーが組まれるというわけです。
ドーム球場では、雨が降っても試合が中止になる心配が必要ありません。
今でも多少の雨天中止はあれど、日程が過密になってしまうほど試合が中止にならなくなったのです。
選手負担への考慮
2つ目は「選手の負担を減らすため」です。
1980年代中盤以降は、選手の負担を少しでも減らすため試合日程にゆとりが持たれるようになりました。
合わせて交通機関も徐々に発達し、選手の移動にかかる時間が短縮されるようになりました。
そのおかげもあり、ダブルヘッダーをしなくとも試合を消化できるようになりました。
チケット収入を増やすため
ダブルヘッダーが行われていた当時、そのチケットは2試合両方が見れるチケットが販売されていました。
1試合目と2試合目のそれぞれではなく、2試合共通のチケットだったのは、途中の入れ替えがとても大変だったからと言われています。
お客様の管理や入れ替えの案内などに、多くの人が必要になるからです。
2試合とも見られる共通チケットの値段は通常試合の約1.5倍が一般的でした。
お客様にとってはお得なチケットではありますが、球団からすると1試合あたりのチケット収入が減ってしまいます。
ダブルヘッダーのチケットが多く売れるわけでもなかったため、チケット収入をより多くするためにダブルヘッダーは減っていくようになりました。
もうダブルヘッダーは行われない?
最近はプロ野球では「ダブルヘッダー」は全く行われていませんが、絶対に行われないというわけではありません。
近年でも、雨天中止が相次いだことでダブルヘッダーの実施が検討される年もいくつかありました。
実際に開催はされていませんが、可能性はゼロではないのです。
日本プロ野球では、1998年以降ダブルヘッダーは一度も行われていませんが、アメリカのメジャーリーグ(MLB)では今でもダブルヘッダーが行われています。
通常1シーズンあたり30回以上は行われることが多いです。2022年シーズンはおよそ70回ダブルヘッダーが行われました。
ロサンゼルス・エンゼルスに所属する大谷翔平は、ダブルヘッダーで第1試合は先発投手&指名打者で、第2試合では指名打者で連続出場した事もあります。
なぜメジャーではダブルヘッダーがあるのか?
なぜメジャーではなぜ今も「ダブルヘッダー」が行われているのか、いくつか理由があるので見ていきましょう!
試合数が多い
1つ目の理由は、メジャーリーグは「試合数が多いため」です。
メジャーリーグは日本に比べ、年間試合数が20試合ほど多いです。
日本プロ野球と同様に、ワールドシリーズ(全30チームのナンバーワンを決める試合)などの日程が開幕前から決まっています。その日までに、全試合をシーズンの間に消化しなければいけません。
試合数が多い分スケジュールにも余裕がなく、雨天順延などがあった場合にはダブルヘッダーなどでその分を消化しければいけなくなってしまうのです。
日本プロ野球 | メジャーリーグ | |
---|---|---|
試合数 | 約140試合 | 約160試合 |
ドーム球場が少ない
メジャーリーグでは日本に比べドーム球場が少ないという特徴があります。
日本プロ野球12球団のうち、ドーム球場を本拠地としているチームは6球団あります。
一方のメジャーリーグでは日本よりも多い全30球団のうち、本拠地がドーム球場なのは2球団のみです。
天候に左右されないドーム球場が少ないとなると、雨天順延も増え結果的に試合消化のためダブルヘッダーが組まれることになるのです。
日本プロ野球 | メジャーリーグ | |
---|---|---|
ドーム球場数 | 6 | 2 |
広大な土地ゆえの長い移動
メジャーリーグは拠点がアメリカ(一部カナダ)ということもあり、移動距離とその時間がどうしても長くなってしまいます。
22年シーズンのメジャー最長移動距離は約8万3000キロと言われており、地球を2周以上している距離に相当します。
ちなみに、日本の最長移動距離は約3万キロで、メジャーはその3倍近くとスケールのデカさがわかるかと思います。
22年シーズン | 日本プロ野球 | メジャーリーグ |
---|---|---|
最長移動距離 | 約3万キロ | 約8万3000キロ |
今回は、「ダブルヘッダー」について解説してきました!
プロ野球では馴染みは薄いですが、アマチュアやメジャーリーグではよく行われています。
プロ野球でも「ダブルヘッダー」が行われる日が来るかも!?
この記事で理解ができ、野球をより一層楽しんでいただけたら幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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月額料金 (税込) | 2,300円 | 3,480円 | 4,200円 | 4,483円 | 1,595円 | 1,980円 | 660円 | 702円 | 1,100円 | 550円 ※プレミアム会員 | 1,026円 | 1,017円 | 900円 | 660円 | 1,320円 |
1球団あたり の月額 | 209円 | 316円 | 382円 | 374円 | 266円 | 396円 | 110円 | 117円 | 550円 | 550円 | 1,026円 | 1,017円 | 150円 | 660円 | 1,320円 |
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