【MLB】50-50とは?過去の達成者は?【大谷翔平】

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野球の世界には、多くの偉業や記録が存在します。

その中でも特に50-50と呼ばれる記録は、パワーとスピードを兼ね備えた選手にしか達成できない特別なものです。

本記事では、「50-50」の意味この記録を達成した選手はいるのか?について詳しく解説します!

こんな方にオススメ
  • 「50-50」って何?読み方は?
  • どのくらいすごい記録なのか?
  • もっと野球に詳しくなりたい!

まずは簡単に、用語解説からです!

用語解説

50-50とは?
プロ野球の1シーズンで50本塁打50盗塁を同時に達成すること。

バント店長

40-40は「フィフティー・フィフティー」と読むよ!アメリカのメジャーリーグを中心に使われており、日本でも同様に呼ばれています。

50-50の達成は、ホームラン王を取るレベルの最強のバッティング能力と、盗塁王を獲得する抜群のスピードと技術が求められるため、とてつもなく難しい記録です。

歴史に名を残す大記録なだけに、この記録を達成する選手は、多くのファンやメディアから注目されます。

50-50の歴史

ここからは偉大な記録「50-50」の歴史を見てみましょう!

50-50達成者

メジャーリーグにおける50-50達成者は、大谷翔平選手たった一人のみです。

50-50はどのくらい難しい?

50-50は難しいと言われていますが、実際にどのくらい難しいのか?を見ていきましょう!

ホームラン王レベルの打撃センスとパワー

1シーズンで50本のホームランを打つということは、ホームラン王を獲得するレベルです。

2010年~2019年の10年間で、2リーグのホームラン王を獲得した選手は23人います。(同率獲得3回)

そのうち、50本以上でホームラン王を獲得した選手は、5人しかいません

つまり、他の18人は50本以下でホームラン王を獲得したということです。

1シーズンで50本のホームランを打つということは、とてつもなく難しいことがお分かりかと思います。

盗塁王レベルのスピードと技術

1シーズンで50盗塁を記録するということは、盗塁王を獲得するレベルです。

2010年~2019年の10年間で、盗塁王を獲得した盗塁数の平均は49.4盗塁です。

つまり、50盗塁を記録することは盗塁王を獲得できる水準であるということです。

先程のホームランと同様に、この1シーズン50盗塁もとてつもなく難しい記録です。

40-40ですら大快挙

50-50を達成する前に通過しなければいけない「40-40」も、これまでのメジャーで記録した選手はわずかです。

40-40の達成者

ここからは、メジャーリーグで40-40を達成した選手を紹介します。

選手名年度所属チーム本塁打数盗塁数
ホセ・カンセコ1988年オークランド・アスレチックス42本40盗塁
バリー・ボンズ1996年サンフランシスコ・ジャイアンツ42本40盗塁
アレックス・ロドリゲス1998年シアトル・マリナーズ42本46盗塁
アルフォンソ・ソリアーノ2006年ワシントン・ナショナルズ46本41盗塁
ロナルド・アクーニャJr.2023年アトランタ・ブレーブス41本73盗塁
大谷翔平2024年ロサンゼルス・ドジャース更新中更新中

100年以上続くメジャーリーグの歴史の中で、40-40の記録達成者はたった6人しかいません。

しかも、2度以上の達成者は1人もいなく、とても難しい記録というのがわかるでしょう!

50-50を達成するための条件

パワーとスピードの両立

50-50を達成するためには、高いレベルのパワースピードが求められます。

ホームランを50本以上打つには、強力な打撃力が必要であり、50個の盗塁を成功させるには、単に足が速いだけでなく、投手のクセを見抜く洞察力や、巧妙なベースランニング技術が必要となってきます。

シーズンを耐え抜く強靭な体力

50-50を達成するためには、選手がシーズンを通してコンディションを維持し続ける必要があります。

1シーズンは長く、体力的な負担も大きいため、怪我をせずに、高いパフォーマンスを維持することが重要です。

現代の野球で50-50達成が難しい理由

現代の野球では、ピッチャーの投球レベルが高くなり、ホームランを打つことが難しくなっています。

また、盗塁においても、怪我の心配から積極的に盗塁を試みる選手が減少しています。

これらの要因により、50-50を達成する難易度とてつもなく高くなっているといえるでしょう。

まとめ

『50-50』とは?
プロ野球の1シーズンで50本塁打と50盗塁を同時に達成すること!

「50-50」は、野球の世界で最も尊敬される記録の一つです。

この記録を達成するには、卓越したパワーとスピードを兼ね備え、シーズンを通じて安定したパフォーマンスを発揮することが必要です。

「50-50クラブ」に名を連ねる選手は、その卓越した能力によって、野球史に名を刻みます。

一方で、日本プロ野球では50-50の達成は極めて難しく、その代わりに「トリプルスリー」などの記録が特に注目されています。

今後も50-50やトリプルスリーのような偉業が達成される日を、野球ファンとして楽しみにしたいですね!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!