【野球用語】マダックスとは？100球未満での完封勝利！歴代記録最少記録は？

「マダックス」という記録を皆さんは知っていますか？

珍しい記録のため、聞き馴染みがないかも知れません。

一見難しそうな用語ですが、実はとても簡単です！知っていれば記録達成の瞬間も注目できるはずです。

今回は「マダックス」の詳しい意味やその由来などを、小学生でもわかるように解説していきます！

マダックスとは？

まずは簡単に、用語解説からです！

用語解説

名前の由来

「マダックス」という用語の由来は、通算355勝を挙げた殿堂入りの名投手グレッグ・マダックス氏の名前からとられています。

グレッグ・マダックスは現役22年間の間に、記録「マダックス」を13度も達成しており、それは世界最多の記録にもなっています。

Greg Maddux faced 20,421 batters over the course of his career.

Only 310 (1.5%) saw a 3-0 count. Of those, over half of them (177) were intentional walks.pic.twitter.com/jvfnD8BZ3T

— Baseball’s Greatest Moments (@BBGreatMoments) April 28, 2024

グレッグ・マダックス選手のコントロールはずば抜けたもので、キャリア期間には20,421人の打者と対戦したが、3-0カウントとなったのはわずか310（1.5 %）。

しかも、そのうちの半分以上（177）が故意四球でした。

自分が不利になるカウントに成ることが、ほぼなかったんですね！

マダックスの記録

最少投球での達成

78球

1988年以降の「マダックス」で最も球数が少ないのは、シカゴ・カブスに所属していたジョン・リーバー氏が記録した78球です。

2001年5月24日のレッズ戦で1安打完封で達成しました。

𝐌𝐚𝐲 𝟐𝟒, 𝟐𝟎𝟎𝟏… ⚾️

Pitcher Jon Lieber only needed 𝟳𝟴 𝗽𝗶𝘁𝗰𝗵𝗲𝘀 to throw a complete game, 1-hit shutout! Lieber lead the Cubs to a 3-0 win over the Reds. 😲 pic.twitter.com/GdpKauyOJu

— This Day in Chicago Sports (@ChiSportsDay) May 24, 2021

延長での達成

延長での達成は史上唯一、トロント・ブルージェイズに所属していたロイ・ハラデイ氏が達成しています。

2003年9月6日のデトロイト・タイガース戦で、10イニングを99球3安打完封で達成しました。

Sept. 6, 2003 – Roy Halladay pitched the first extra-inning shutout in the major leagues since Jack Morris in Game 7 of the 1991 World Series, leading the Blue Jays to a 1-0 victory over the @tigers. He pitched 10 innings and had not allowed a hit until the top of the eighth. pic.twitter.com/4WZJNcmvsv

— Today in Blue Jays History (@today_jays) September 6, 2022

まとめ

今回は、「マダックス」について解説してきました！

なかなか達成できる記録ではないので、聞き馴染みはないかも知れませんが、知っているとその凄さがよく分かるかと思います。

この記事で「マダックス」について理解して、野球をより一層楽しんでいただけたら幸いです！

最後まで読んでいただきありがとうございました！