野球歴約30年。野球ショップに勤めています。バント店長です。
プロ野球を見ていると、たまに「登録抹消」という言葉を聞きませんか?
聞いたことはあっても、その意味などわからない方も多いのではないでしょうか?
また、「登録抹消」と「二軍落ち」は何が違うの?と思う方もいるかもしれません。
今回は野球における「登録抹消」の意味と、「二軍落ち」との違い、例外措置などについて解説していきます!
用語解説
「登録抹消」とは…
一軍の登録から外されることを指し、抹消日から10日間は再登録ができない。
日本野球機構(NPB)は、HP上で日毎に確認することができます。
基本的に、「登録抹消」されると抹消日から10日間は再登録ができません。
しかし、そんな「登録抹消」にも例外措置があります。
脳震盪(のうしんとう)登録抹消特例措置
プレー中の交錯などで脳震盪を起こし出場選手登録を抹消された場合、規定の10日間を経過せずとも再登録が可能とする。
引退試合選手登録特例措置
引退試合を行う選手に限って、現在登録している選手を抹消せず1日限定で出場登録選手の枠を超えて登録が可能となる。
感染拡大防止特例2023(特例2023)
新型コロナウイルスの感染が疑われる際に、出場選手の柔軟な入れ替えを可能にする特例措置です。
詳しくは下記記事をご覧ください。
「登録抹消」と「二軍落ち」は基本的に同じ意味です。
ただし、登録抹消の理由によっては、意味合いが異なってきます。
登録抹消の主な理由
- 怪我、体調不良
- 実力不足、調整
- チーム事情
登録抹消の理由のほとんどは上記の3つです。
「二軍落ち」という言葉がよく使用されるのは、『②実力不足、調整』(場合によっては①も)の際です。
「登録抹消」は制度の名称。「二軍落ち」はニュースや新聞で使用される表現。と捉えるのが良いかもしれません。
「登録抹消」は制度の名称。「二軍落ち」はニュースや新聞で使用される表現。
よく聞く「登録抹消」についてまとめて見ました。
知らなかった例外措置もあったのではないでしょうか!
意味を理解して、より一層プロ野球を楽しんでください!