野球歴約30年。野球ショップに勤めています。バント店長です。
野球にはいろいろな作戦があります。
そのうちの攻撃戦術のひとつに、『バスターエンドラン』というものがあります。
このホームページの名前にもしている『バスターエンドラン』ですが、やり方や意味がわからない方もいらっしゃるのではないかと思います。
そこで、この記事では、
の2点について徹底解説していきます!
用語解説
『バスターエンドラン』とは…
「バスター」と「エンドラン」を合わせた野球戦術のひとつ。
主にランナーが1塁ないしは、2塁にいる際に行われる。
送りバントをすると見せかけて行われるため、相手の虚を突く作戦のひとつ。
よく使われる場面
バスターエンドランは、バントと見せかけてヒッティングに転じる「バスター」で打つため、守備側が極端なバントシフトを敷いている場面や、バント封じのために1塁手・3塁手が猛然とダッシュしてきた場合によく使われます。
打者の動き
⚠バント体制をオープンにしすぎると、ヒッティング切り替えの際に間に合わないので、スクエアスタンスで構えるのがおすすめ。
⚠早すぎてしまうと、相手にバレてしまうのでギリギリを狙う。
⚠ランナーはスタートをしているため、ボール球でも打つ必要あり!フライ厳禁。
走者の動き
⚠あくまでバッターが打つことが前提のエンドランなので、牽制死はないようにする。
⚠盗塁と違い、スタートに重きを置く必要がないので、慌てずにじっくり構えてスタートを切る。
⚠仮に打者がフライを打ち上げた際の帰塁のため場合や、進塁の判断のために打球の行方を確認する。
バスターエンドランは、使うタイミングによっては相手のスキを突き、得点率を上げる効果的な戦術です。
このホームページも、皆さんに新しい発見を提供できたり、面白いと思ってもらえるような『バスターエンドラン』の名に恥じないようなサイトにしていきたいと思います!