【プロ野球】予告先発とは?ルールや仕組みをわかりやすく解説!

近年、当たり前になってきたプロ野球のルールの中で、「予告先発」というものがあります。

皆さんは、この予告先発ご存知ですか?

ルールはもちろん、言葉の意味すらわからない!という方もご安心ください!

今回この記事では「予告先発」の意味から、どんなルールなのか?、予告先発発表までの流れや変更ルールまで、小学生でもわかるように解説していきます!

こんな方にオススメ
  • 「予告先発」の意味が知りたい人
  • 予告先発の流れが知りたい人
  • 「予告先発は変更できるのか?」が知りたい人

予告先発とは?

まずは簡単に、用語解説からいきます!

用語解説

予告先発とは?
日本プロ野球において、試合前に事前に先発投手を両チームが発表する制度のこと。

バント店長

予告先発は、現在パシフィック・リーグ、セントラル・リーグの両リーグで採用されているルールです!

導入のきっかけ

始まりは、試合に関心を持ってもらうことを目的としたファンサービスとして、日曜日の試合の先発投手を事前に発表するというものでした。

予告先発の制度を採用していない頃は、球場に試合を見に行く人は、投手の登板間隔から次は誰が投げるかを予想していました。

そのため、見たい投手が出場するかは、その日に球場へ行ってみないと分かりませんでした。

バント店長

現在は、事前に投げる投手の情報を知ってから、試合を見に行くことが出来るので、とても便利になりましたね!

予告先発の仕組みとルール

次に、ここでは予告先発の発表手順、ルール、ペナルティについて説明していきます。

予告先発の発表手順

各球団から日本野球機構(NPB)へ予告先発投手の提出

締め切りは、その試合の前日となっています。

前日に試合がある日前日の試合開始1時間前まで
前日に試合がない日前日の15:00まで
NPBホームページで発表

予告先発の公示は、セ・リーグ、パ・リーグ共に予告先発の届けが終了次第、NPBホームページで発表されます。

日本のプロ野球の試合の多くは、ナイターの試合のため、前日に試合がある場合の締め切りは午後5時ごろであることが多いです。

また、日本野球機構(NPB)では、公式Twitterでも予告先発情報を発表しています。

公式Twitter

応援する球団の情報が知りたいという方は、各球団の公式Twitter・公式Instagramを利用してみましょう。

多くの球団がSNSを運営しているため、様々な情報を手に入れることが出来るはずです。

予告先発を変更する場合

発表後に予告先発を変更する場合には、正式な手順を踏む必要があります。

先発投手を変更する手順
  1. 怪我や体調不良などの不慮のアクシデントの時のみ変更が可能(故意の変更はルール違反)
  2. 審判と相手チームの監督の了承をもらう
  3. 相手チームとリーグへの報告
  4. メンバー交換時に改めて報告

すでに発表した投手を変更する際には、故意に変更することは禁止されています。

バント店長

故意に変更することが認められてしまえば、本来の目的である「予め先発投手が知れる」といったファンサービスが、なくなるようなものですもんね!

変更によるペナルティ

また、予告先発を変更した場合には、ペナルティが定められています。

予告先発変更のペナルティ

登板予定だった投手が、3日間の出場停止処分

怪我や体調不良で予告先発を回避した投手は、3日間の出場停止処分となります。

3日間の出場停止と聞くと重い処分のように感じますが、怪我や体調不良の療養には時間がかかるため妥当な日数だと言えるのではないでしょうか。

予告先発届けを出した後に先発投手を変更することは禁止されていますが、その試合が「雨天中止」や「ノーゲーム」になった場合はこのルールの対象とはなりません

バント店長

先発予定日が雨天中止などで流れてしまったが、そのまま翌日に登板することを「スライド登板」というよ!

予告先発の歴史

次に、予告先発制度の歴史について紹介したいと思います。

ペナントレース

1985年
パシフィック・リーグから導入

最初はパ・リーグのみで「予告先発」は導入されました。

導入当初は、先発投手を事前に発表するのは、毎週日曜日の試合のみでした。

ファンの関心を高めて、集客を狙うのが目的のため、多くのチームが日曜日にエース投手を起用するようになりました。

1994年
パ・リーグ全試合、セ・リーグの一部で導入

1994年からは、パ・リーグの全公式戦で「予告先発」が採用されました。

一方のセントラル・リーグでは、日曜日の全ての試合と、巨人対広島戦の全試合で導入されました。

2006年
パ・リーグのクライマックスシリーズで導入

セ・リーグよりも一足先に、2006年にパ・リーグのクライマックスシリーズでも「予告先発」が始まりました。

2012年
セ・リーグ全試合で導入

パ・リーグの全試合導入から18年経った2012年に、セ・リーグの全試合で導入が決まりました。

一番の大きな要因として、観客動員数の減少の影響が大きいとも言われています。

2018年
セ・リーグのクライマックスシリーズで導入

2018年にようやく、セ・リーグのクライマックスシリーズでも「予告先発」が導入されました。

日本シリーズ

日本シリーズでは、原則として予告先発は採用されていません

しかし、予告先発制度を採用することも可能で、監督会議で「紳士協定」に両監督が合意した場合には予告先発が行われます。

予告先発日本シリーズ採用年度

1998年、2005年、2013年、2014年、2016年、2018年、2019年、2020年、2022年

近年、予告先発制度があたりまえになってきていたため、2021年に「紳士協定」を拒否したことは、世間でも大きな話題となりました。

MLBと日本プロ野球の違い

最後に、MLB(メジャーリーグ)とNPB(日本プロ野球)での予告先発の違いを紹介します。

MLB(メジャーリーグ)

MLB(メジャーリーグ)では、予告先発に対する考え方が、日本とはまた違います。

MLBでは、原則的に先発ローテーションがしっかり守られるようになっています。

そのため、試合の前日ではなく、数日前には先発登板予定の投手が発表されています。

日本のように予告先発制度を採用するという概念はなく、当たり前のように事前発表が行われています。

バント店長

日本より先の日程のまで知ることができるので、メジャーリーグを現地で見るときには、より予定が組みやすいとも言えるでしょう!

まとめ

予告先発とは?

日本プロ野球において、試合前に事前に先発投手を両チームが発表する制度のこと!

今回は「予告先発」とは何かについて紹介しました。

ファンサービスとして始まった予告先発制度も今では、欠かせないものとして定着しています。

監督の采配が見られなくなるという欠点もありますが、先発投手を事前に知ることが出来る魅力もたくさんあります。

これからも新しいルールが登場すると面白いですね。

この記事で「予告先発」について理解して、野球をより一層楽しんでいただけたら幸いです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!