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野球歴約30年。野球ショップに勤めています。バント店長です。
プロ野球のシーズンが終盤になると、ニュースなどで『戦力外』という言葉を耳にすることが増えてきます。
正式には、戦力外通告(せんりょくがいつうこく)という。
チーム所属の選手に対し、「戦力構想から外れていることを通告」すること。
選手契約の解除、事実上のクビを意味する。
そんな、戦力外通告を受けた選手の最後の砦となるのが、『12球団合同トライアウト』です。
このトライアウトは毎年、プロ野球への生き残りをかけて行われます。ニュースや、ドキュメント番組でも取り上げられるため、ご存知の方も多いと思います。
一方、『トライアウト』について全くわからないという方もご安心ください。
この記事では 『トライアウト』 についてはもちろんのこと、その参加資格や条件などについても、わかりやすく解説していきます!
こんな疑問を持っている方に向けて、『トライアウト』を詳しく解説していきます!!
用語解説
『トライアウト』とは…
プロ野球のチームが、入団を希望する選手を集め入団テストを行うこと。また、その入団テストのことをいう。
『12球団合同トライアウト』とは?
12球団合同トライアウトは、2001年から開始され、毎年11・12月ごろに行われる。
日本プロ野球の全12球団が合同で行う、自由契約選手を対象としたトライアウトのこと。
戦力外通告を受けた選手の最後の砦とも言える。
戦力外通告などにより、所属していた球団から契約を解消された選手。
プロ野球のどの球団のとも、自由に契約できる選手のことをいう。
ここからは、12球団合同トライアウトについて詳しく見ていきましょう!
開催時期
毎年11月あるいは、12月のシリーズ全日程終了後に行われる。
12球団合同トライアウトは、自由契約選手の移籍チャンスを平等にするため、戦力外通告期間終了後に行われます。
そして、トライアウト終了後に入団交渉が解禁となります。
【第1次通告】10月1日からクライマックスシリーズ開幕前日まで
【第2次通告】クライマックスシリーズ全日程終了翌日からSMBC日本シリーズ終了翌日まで。
ただし日本シリーズ出場チームは日本シリーズ終了の5日後まで
参加資格
12球団合同トライアウトの参加資格は以下の2つです。
- 一度でも日本プロ野球機構に所属したことがある選手
- 自由契約の状態にある選手
12球団合同トライアウトでは、一度でも日本プロ野球の球団に所属したことのある選手であれば参加することができます。そのため、参加者の中には独立リーグ球団のユニフォームを着て参加している選手も見られます。
テスト内容
12球団合同トライアウトでは、試合形式のシート打撃方式で行われます。
実戦形式で行われますが、カウントなどはその年ごとに異なり、厳密なルールが決められているわけではありません。
参加上限
2019年より、同一選手による参加回数の上限は2回までに定められました。
観戦
日本プロ野球球団はもちろんのこと、独立リーグや社会人チーム、海外チームなどの球団関係者が視察にきています。
また、野球以外にも格闘技や競輪などの他競技の関係者も訪れているそうです。
使用する球場などにもよりますが、基本的に一般のファンも観戦することができます。
契約まで
トライアウトに参加した選手の中に、興味がある選手がいた場合、球団は一定期間内にその選手に対し、電話で通知を行います。
この場面をドキュメント番組などで見たことがある人もいるのではないでしょうか?
2018年までは、トライアウト日から一週間以内。
2019年からは、5日以内に通知を行っています。
通知についても、契約まで至る場合もありますが、追加の入団テストやキャンプ参加の案内など、さまざまです。
12球団合同トライアウトの詳細を見たところで、これまで行われたトライアウトの合格率についても見ていきましょう!
近年のトライアウト結果
年度 | 参加人数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2014 | 59人 | 7人 | 12% |
2015 | 47人 | 3人 | 6% |
2016 | 65人 | 3人 | 5% |
2017 | 51人 | 2人 | 4% |
2018 | 48人 | 3人 | 6% |
2019 | 43人 | 3人 | 7% |
2020 | 57人 | 6人 | 10% |
ここ最近の合同トライアウトの結果です。
毎年、50~60人の選手が参加しており、合格者は4・5人前後となっています。
合格率も10%を切っていることがほとんどで、かなり厳しいことがわかります。
毎年、戦力外通告を受けた自由契約選手を対象に『12球団合同トライアウト』が行われている。
プロ野球における、『トライアウト』について解説してきました。
今まで、ニュースなどで聞いたことがあるけど、詳しく知らなかった内容もあるのではないでしょうか!
これで、年末に行われる『トライアウト』がどのようなものか、理解していただけたら幸いです。
私も、この記事をまとめていてプロ野球はとても厳しい世界なんだと、より一層感じました。
プロ野球中継サービス一覧全15サービス一覧
サービス | DAZN | DMM×DAZN | DAZN for docomo | スカパー | パ・リーグTV | Jスポーツ | ベースボールLIVE | Rakuten TV | フジテレビONEsmart | ニコニコプロ野球チャンネル | Hulu | Paravi | ホークスTV | 虎テレ | GIANTS TV |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
対象球団 | 11球団 (広島除く) | 11球団 (広島除く) | 11球団 (広島除く) | 12球団 | 6球団 (パ・リーグ) | 5球団 (広島・横浜・中日・楽天・オリックス) | 6球団 (パ・リーグ) | 6球団 (パ・リーグ) | 2球団 (西武、ヤクルト) | 1球団 (横浜) | 1球団 (巨人) | 1球団 (横浜) | 6球団 (パ・リーグ) | 1球団 (阪神) | 1球団 (巨人) |
月額料金 (税込) | 2,300円 | 3,480円 | 4,200円 | 4,483円 | 1,595円 | 1,980円 | 660円 | 702円 | 1,100円 | 550円 ※プレミアム会員 | 1,026円 | 1,017円 | 900円 | 660円 | 1,320円 |
1球団あたり の月額 | 209円 | 316円 | 382円 | 374円 | 266円 | 396円 | 110円 | 117円 | 550円 | 550円 | 1,026円 | 1,017円 | 150円 | 660円 | 1,320円 |
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