【プロ野球】感染症特例とは？24年シーズン適用の特別措置について徹底解説！

生活様式を一変した、新型コロナウイルス（COVID-19）流行から早4年。

2023年5月には、このコロナ（COVID-19）は5類となり、インフルエンザなどと同じ扱いとなりました。

2020年シーズンから23年までは、新型コロナウイルス感染対策特例が設けられていました。

去年までの「コロナ特例」とはまた内容が変わっています。

今シーズン特別に設けられた「感染症特例」とは何なのか？

その中身について徹底解説していきます！

「感染症特例」とは何？

用語解説

「5類」への移行で何が変わった？

2023年5月8日以降、新型コロナウイルス（COVID-19）は、インフルエンザ等と同様の「5類」へと移行になりました。

移行により、プロ野球のコロナへの対応はどうなったのか、見てみましょう！

「感染予防対応マニュアル」の運用終了

「NPB新型コロナウイルス感染予防対応マニュアル」とは、NPBが定めた「コロナの感染拡大防止のために、選手や監督・コーチ、各関係者はこうしていきましょう」とまとめたルールブックのようなものです。

具体的な内容としては下記のようなことがまとめられていました。

一般的な「コロナ対策」の内容が中心にまとめられています。

陽性者発生報告は継続

「NPB新型コロナウイルス感染予防対応マニュアル」には「コロナ対策」の内容に加え、「発症者/陽性者発生時の対応」などもまとめられています。

これにまとめてあるもののひとつ、「感染者の報告」は5類移行後も継続で行われます。

療養期間の短縮

また、これまでは「宿泊療養または、自宅療養で外出自粛」とされていたものが、「外出自粛はあくまでも推奨」に。

無症状でもコロナ感染となることから、「体調、感染リスク等を鑑み総合的に判断する」とされています。

自主的な感染対策を

これまでは、チームやプロ野球業界全体で感染拡大防止マニュアルの元、感染対策を行っていましたが、移行後は、「感染者が出た場合は自主的な感染対策をとること」となっています。

より個人の判断でコロナと向き合うことが求めるようになりました。

感染症特例のポイント

上記の「特例2023」からそのまま継続された、重要なポイントを紹介していきます！

試合数

セ・パ選手権試合は、6球団25回戦総当たり。

他リーグとの交流戦は各3試合の計18試合。

各球団合計143試合とする。

2024年も例年通りの143試合が行われる予定です。

延長について

延長回は12回までとし、12回を終わってなお同点の場合には、引き分け試合とする。

2022年シーズンから延長線が復活。レギュラーシーズン延長12回制となりました。

出場選手登録の人数

球団が支配下選手のなかから出場選手として登録した選手（31名）に限り、選手権試合に出場できる。

球団は、外国人選手を5名以内出場選手登録することができる。

ただし野手もしくは投手として同時に登録申請できるのはそれぞれ4名以内とする。

外国人をラインアップに入れる場合、4名を野手として同時にラインアップに入れることはできない。

2024年度シーズン特例事項

こちらはこれまでと引き続き、出場選手登録は通常の29人から31人に。

出場登録できる外国人枠の4名から5名への緩和は2022年から継続。

ベンチに入ることのできる人数

試合中（打順表の交代後から試合終了まで）ベンチに入ることのできる人員は最大43名までとし、連盟登録済みの者に限る。（選手26名）

2024年度シーズン特例事項

こちらも昨シーズン同様、ベンチに入ることができる選手は25人から26人に緩和。

まとめ

否応なしに新型コロナウイルスと共存していかなければならなくなりました。

5類移行で、これまでのプロ野球が復活の兆しが見えてきましたね！