野球では、「ソックス(アンダーソックス)」とは別に、「ストッキング」を履くスタイルがあります。
この記事では、ストッキングとは何か?ソックスとの違いは?を中心に書いています。

野球用ストッキングとは?
まず「ソックス(アンダーソックス)」とは、その言葉のお通り、野球をする際に履く靴下のことです。

一方、「ストッキング」とは、「ソックス(アンダーソックス)」の上に履く、もう一枚の靴下のことです。

一見すると、ややこしいかもしれませんが、
この「ソックス」と「ストッキング」はセットのようなもので、下記画像のように一緒に着用します。

ストッキングの役割とは?
ソックスの更に上に、なぜストッキングを履く必要があるのか?
ストッキングの役割について紹介します。
足の保護のため
ストッキングの1番の役割としては、足の保護、怪我防止の役割があるそうです。
野球ではスライディング等のプレーもあり、ソックスの上にストッキングを履くことで怪我防止の役割を担っています。
ユニフォームスタイルをかっこよくしてくれる
もうひとつの役割としては、ストッキングはそのチームのオリジナルが現れるので、ユニフォームスタイルをより一層かっこよくしてくれます。
チームで統一したストッキングはかっこいいですよ~
必ずストッキングを履かなければいけない?
ルールに厳しい高校野球では、その用具規則にこう記されています。
4.ストッキング
■マークの表記
<商標>
・外部から見える表面には、いかなる商標もつけてはならない。
<マークの加工>
・校名、校章などの表記はできない。
■型
・くりぬきなしのストッキングの使用を認める。・くりぬきの高さはチームで統一することが望ましい。公益財団法人日本高等学校野球連盟
5.ソックス
・アンダーソックスは必ず着用すること。(白に限る)
注目すべきはこの一文。
『アンダーソックスは必ず着用すること。(白に限る)』
ソックスについては着用の義務規定がありましたが、ストッキングには無いようです。
デザインの禁止規定のみのようです。
つまり、高校野球ではストッキングはルール上履かなくても良いようです。
まとめ
・「ストッキング」とは?
→ソックスの上に履くもう一つの、野球用靴下
・「ストッキング」の機能は?
→怪我の防止と、ユニフォームスタイルのデザイン性の向上!
・「ストッキング」は必ず履かなければいけない?
→一番厳格と言われている、高校野球規定では着用義務なし!
※各連盟で異なるので、気になる方は所属の連盟にお問い合わせください。