【高校野球】夏の甲子園、春の甲子園違いは?

皆さんは、高校野球の聖地・甲子園で行われる大会が、春と夏と年に2回あるのはご存知ですよね。

「春の甲子園」と、「夏の甲子園」、一見同じ全国大会と思いがちですが、実は違う点がいっぱいあります

この記事では、夏の甲子園、春の甲子園それぞれの詳細から、その違いまで小学生でもわかるように解説していきます!

こんな方にオススメ
  • 夏の甲子園、春の甲子園とは?それぞれ詳しく知りたい人
  • 夏と春の甲子園の違いが知りたい人

この記事はで読むことができます。

正式名称・開催時期について

では、まずはじめに「春の甲子園」と、「夏の甲子園」それぞれの正式名称や開催時期など基礎情報を見ていきましょう!

夏の甲子園

海

夏の甲子園は毎年8月に行われ、正式名称は「全国高等学校野球選手権大会」と言います。

1915年に第1回大会が行われ、途中、米騒動や戦争により中止・中断がありましたが、2018年に第100回大会を迎えました。

この夏の甲子園は、朝日新聞社と高校野球連盟の主催で開催されます。

正式名称全国高等学校野球選手権大会
開催時期8月
開始年1915年(大正4年)
主催朝日新聞社

春の甲子園

桜

春の甲子園は毎年3月に行われ、正式名称は「選抜高等学校野球大会」と言います。

1924年に第1回大会が行われ、夏の甲子園と同様に戦時戦後に中断がありましたが、2023年に第95回大会を迎え、2028年に第100回大会を迎える予定です。

春の甲子園は、毎日新聞社と高校野球連盟の主催で開催されます。

正式名称選抜高等学校野球大会
開催時期3月
開始年1924年(大正13年)
主催毎日新聞社

出場チームの決め方とその数

では全国大会となる甲子園大会ですが、春と夏でどう違うのか?見ていきましょう!

【夏】予選からトーナメント勝ち抜き

海

夏の選手権大会では、全国49地区の地方大会が行われ、その優勝校が代表校として甲子園に出場することができます。

甲子園に出るには

試合はすべての地方大会から、トーナメント勝ち抜き方式で行われます。

各地区で優勝することにより、晴れて代表校として甲子園に出場することができます。

甲子園に出場し優勝・全国制覇するためには、出場校数の多い地方大会の1回戦から出た場合、最大で15連勝する必要があります。

出場枠

学校数の多い、北海道と東京だけ2校の枠が設けられています。

北海道は北北海道・南北海道で各1校、東京都は東東京・西東京で各1校、他の府県で各1校ずつの49代表となります。

第80回大会や第90回大会、第100回大会など節目となる記念大会では、出場枠が増やされます

バント店長

第100回大会では、北海道・東京都に加えて、参加校が128校を超える埼玉県・千葉県・神奈川県・愛知県・大阪府・兵庫県・福岡県の7府県から代表2校選出されました!
出場するには各地区予選で優勝
出場校49校

【春】選抜で出場校が決まる

桜

春の選抜大会では、その名の通り選考委員会によって出場校が選抜されます

甲子園に出るには

春の選抜大会は、夏の選手権大会とは異なり、優勝すれば出場できるといった予選はありません

その代わりに、前年の秋季地区大会の結果や試合内容が、選考の参考資料のひとつとなっています。

選抜大会の出場校は、秋季大会の結果・地域的なバランスを考慮し、すべて選考委員会により選ばれ決定します

一敗でもしたら、その時点で出場権がなくなる夏の選手権大会とは異なり、春の選抜大会では負けても甲子園に出場する可能性があります

出場枠

出場するには、一般選考枠明治神宮大会枠21世紀枠の3つの出場枠があり、それぞれ特色が異なります。

  1. 一般選考枠:秋季地区大会の結果・試合内容を重視し決定する出場枠
  2. 明治神宮大会枠:全国9地区と東京地区で開催された秋季地区大会の各優勝校が集う、明治神宮野球大会で優勝した学校に与えられる出場枠
  3. 21世紀枠:秋季大会の結果に加え文武両道・地域貢献など、他校の模範になる学校が選ばれる出場枠

一般選考枠

一般選考枠では、秋季地区大会の結果が重視され、28校が選出されます。

関東・東京エリア、中国・四国エリアでは、それぞれの両地区を比較した上で、関東・東京エリア合計で6校。

中国・四国エリア合計で5校が決まります。

地区都道府県枠数
北海道北海道1
東北青森、岩手、宮城、
秋田、山形、福島
2
関東茨城、栃木、群馬、埼玉、
千葉、神奈川、山梨
4か5
東京東京1か2
東海愛知、岐阜、三重、静岡2
北信越富山、石川、福井、長野、新潟2
近畿大阪、京都、兵庫、
奈良、滋賀、和歌山
6
中国鳥取、島根、岡山、広島、山口2か3
四国香川、徳島、愛媛、高知2か3
九州福岡、佐賀、長崎、熊本、
大分、宮崎、鹿児島、沖縄
4
2004年から現在

明治神宮大会枠

毎年11月に先程の10地区で優勝した10チームによって、トーナメント形式で優勝を競う明治神宮大会があります。

その優勝校は明治神宮大会枠として、自動的に春のセンバツ大会の出場権を得ることができます。

21世紀枠

21世紀枠は、3校の枠があります。

秋季大会の結果に加え、文武両道・地域貢献など、他校の模範になる学校が選ばれる出場枠のこと。

21世紀枠については、下記記事で細かく解説していますので、気になる方は是非チェックしてみてください!

21世紀枠について

出場するには選考委員会により選出
出場校32校

春と夏の甲子園の違い

ここまで、名前や期間、甲子園に出場するためにはなどを見てきました。

ここからは、それ以外の春と夏の甲子園の違いを見ていきましょう!

優勝旗が違う

高校野球を見たことがある人は、「深紅の大優勝旗を手にするのはどの高校か!?」なんて言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?

実はこの言葉を使えるのは、夏のみです。

その理由として、春と夏の甲子園で優勝旗の色が異なります

夏の甲子園では、先程の通り「深紅」の優勝旗となっています。

一方の春の甲子園では、「紫紺」の優勝旗となっています。

バント店長

ちなみに、夏の選手権の地方大会の優勝旗も深紅色となっているよ!

【春】紫紺の優勝旗

【夏】深紅の優勝旗

プラカードを持つ人が違う

どっちの開会式でも、入場行進の際にはプラカード先導役と一緒に選手が入場してきます。

そのプラカード先導役が、春と夏とでは異なります。

春の甲子園では、「各出場校の生徒」であるのに対し、

夏の甲子園では、甲子園球場の地元にある「市立西宮高校2年生の女子生徒」が担当しています。

バント店長

選抜の際には、補欠の選手やマネージャーなどが先導役を務めることが多いです!

【春】各出場校の生徒

【夏】市立西宮高校2年生の女子生徒

入場行進曲が違う

開会式でもう一つ違うポイントがあります。

それは、選手入場の行進曲が違うところです。

春の甲子園では、「流行曲など毎年違う曲」であるのに対し、

夏の甲子園では、毎年「全国中等野球行進曲」という曲が使用されています。こちらは聞けば、あーあの曲ね!とわかる方も多いかと思います。

大会歌が違う

曲の観点でいうと、大会歌も春と夏で異なります。

春の甲子園の大会歌は、「今ありて」であるのに対し、

夏の甲子園の大会歌は、「栄光は君に輝く」です。

高校野球といえば「栄冠は君に輝く」を思い浮かべますが、こちらは夏の大会歌なんです!

「今ありて」
「栄光は君に輝く」

組み合わせ抽選が違う

春と夏で出場校数が違うこともあり、試合の組み合わせ方法が異なります。

春の甲子園では、開幕前の組み合わせ抽選会で、1回戦から決勝戦までの「すべて」の組み合わせと試合日程が決まります

夏の甲子園では、開幕前の組み合わせ抽選会で、「準々決勝までの組み合わせと試合日程が決まります

準々決勝以降は、勝ち残っている学校で再抽選を行い、残りの決勝戦までの組み合わせと試合日程が決まるという流れです。

春・夏の違い一覧

ここまでの違いを一覧でまとめてみました!

正式名称選抜高等学校野球大会全国高等学校野球選手権大会
開催時期3月8月
開始年1924年(大正13年)1915年(大正4年)
主催毎日新聞社朝日新聞社
甲子園に出るには選考委員会により選出各地区予選で優勝
出場校数32校49校
優勝旗
プラカード各出場校の生徒市立西宮高校の女子生徒
入場行進曲流行曲など毎年違う曲「全国中等野球行進曲」
大会歌「今ありて」「栄光は君に輝く」
組み合わせ抽選1回戦から決勝戦までのすべて1回戦から準々決勝まで
春・夏の違い一覧

まとめ

今回は、「春と夏の甲子園の違い」について解説してきました!

毎年2回行われる、甲子園大会。

それぞれの違いを知ることで、より甲子園を楽しむことができること、間違いないでしょう!

この記事で「春と夏の甲子園の違い」について理解して、より一層楽しんでいただけたら幸いです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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