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プロ野球の「オープン戦」ってどのようなものなのか、詳しく説明できる人は少ないのではないでしょうか。
オープン戦を開催する場所や時期、練習試合とはどう違うのか?
このような疑問について本記事で解説していきます!
最後まで読むことでオープン戦についての内容を詳しく知ることができますので、プロ野球を何倍も楽しめるようになること間違いなし!
オープン戦についての知識を身につけて、他のプロ野球ファンに差をつけましょう!
まずは簡単に、用語解説からいきます!
用語解説
- オープン戦とは?
- ペナントレース(公式戦)が開幕する前に行われる非公式試合のこと。
ペナントレースについて
オープン戦の位置付けは選手によって異なります。
若手選手にとっては開幕直前最後のアピールの場であり、レギュラーやベテラン選手はコンディション調整を目的としている場合が多いです。
では、それぞれオープン戦はどういった位置づけになるのか、見ていきましょう!
若手選手・育成選手
若手にとってはアピールの場であると先述しましたが、春季キャンプを乗り越えた若手選手・育成選手はオープン戦で結果を残すことが目標です。
オープン戦で結果を出すことで、開幕1軍、さらには開幕スタメンを勝ち取る可能性が出てきます。
育成選手にとっては支配下登録を勝ち取るチャンスでもありますね!
シーズンが始まってしまうと1軍の公式戦には出場することができないので、1軍首脳陣にアピールできる機会が減ってしまいます。
1軍ベンチ入りをかけたサバイバルバトルが繰り広げられるところもオープン戦の面白いところです。
レギュラー・ベテラン
レギュラー選手やベテラン選手にとっては、シーズンに向けてのコンディション確認や最終調整の意味合いが強いです。
キャンプから調子が落ちていないか?や、どこかケガはしていないか?など試合で確認をしながらオープン戦の期間を過ごします。
また、シーズンに向けて相手チームの選手の特徴やクセを調べるために試合に出ることもあります。
開幕戦が近づくにつれて開幕投手に選ばれた投手の登板間隔を調整するために、開幕戦の登板日から逆算して投げることもあります!
監督・コーチなど首脳陣
監督やコーチにとっては、選手全員のコンディション確認や仕上がり具合をチェックしながらオープン戦の期間を過ごします。
シーズンが開幕するまでに首脳陣は1軍メンバーを決める必要があり、単純にオープン戦の結果だけで決めません。
様々な面を見ながら1軍メンバーを決めるので、オープン戦の期間は大変重要な意味合いを持ちます。
オープン戦の対戦カードは12球団の中で組まれ、リーグ関係なく対戦チームが決まります。
交流戦と同じような形と思えばわかりやすいでしょう。
他にも…
また、オープン戦で引退試合を行う場合があり、前年に引退した選手は球団と1日限りの選手契約を結びます。
引退試合を開催することもあるので、引退選手のファンは最後の勇姿を見届ける意味でも球場に足を運ぶのも良いですね。
オープン戦
オープン戦の正式名称は「春季非公式試合」と言い、NPBが主催して試合が行われます。
対戦カードは12球団の中で組まれ、交流戦と同じような形で試合が開催。
普段は組まれないセ・リーグとパ・リーグのチーム同士の対戦を楽しめます。
試合は公式戦のルールに則って行われ、記録員も用意されるので試合の記録やオープン戦の順位も記録されますよ。
オープン戦は観戦可能ですが、NPB主催のため入場料が発生します。
このような部分からも公式戦と同じ形式であることがわかりますね!
順位は公式戦のようにリーグを分けずに12球団全体で順位づけされます。
練習試合
練習試合はオープン戦と違い、NPBは関与せず各球団で試合をセッティングできます。
12球団以外のチームとも試合が可能です。例年だと日本でキャンプを行なっている韓国や台湾のチーム、独立リーグや社会人野球のチームとも試合を行うことがあります。
試合のルールは球団が独自に設定が可能です。
例えば1度ベンチに退いた選手を再度起用したり、9回表終了時点で後攻のチームが勝っていても9回裏を行うケースもあります。
オープン戦とは違い入場料無料で観戦ができる場合がほとんどです。
主に春季キャンプ期間中に行われることが多いので、キャンプの練習観戦の延長線上と考えると良いでしょう。
公式戦ではないので、試合の記録は残らず順位もありません。
一覧比較
一覧でまとめてみるとこのようになります!
– | オープン戦 | 練習試合 |
---|---|---|
主催 | 日本野球機構(NPB) | 各球団 |
対戦相手 | ほか11球団 | 自由(企業チームなど) |
記録 | 残る | 残らない |
入場料 | 有料 | 無料 |
オープン戦の開催時期は、春季キャンプ終盤の2月下旬からシーズン開幕前の3月下旬まで行われます。
WBCなどの国際試合などがある場合、2月中旬あたりからオープン戦が開幕するなど、例年よりも前倒しオープン戦が行われ代表選手が調整できる環境を作る場合が多いです。
バント店長
オープン戦の序盤は春季キャンプ中なので、宮崎県や沖縄県などキャンプ地周辺で試合が行われます。
春季キャンプが終了すると、各球団は本拠地へ向かうため3月に入ってからはそれぞれの本拠地でオープン戦が実施されます。
現在は少なくなっていますが、数試合地方球場でも試合が開催されます。
過去には静岡県や岡山県、兵庫県明石市でも行われ、普段プロ野球を見られない人にも楽しんでもらえるような取り組みもありました。
楽天イーグルスの場合、本拠地のある宮城県仙台市はまだ冬の時期であるため、寒さが厳しいことから本拠地では行っていません。
そのため、楽天イーグルスは現在でも主に静岡県でオープン戦を行なったりしています。
球場で観戦する場合
実際に球場に足を運んで観戦する場合、練習試合は無料ですがオープン戦はチケットを購入する必要があります。
購入方法は各球団の公式サイトから座席を指定して購入するか、チケット販売サイトやコンビニで購入が可能です。
料金は座席によって異なり、バックネット裏など座席が近くなるほど料金が高くなります。
しかし、公式戦と比べて若干安く設定されているので、普段は手が届かないような高めの席で観戦できる良い機会です。
バント店長
観戦の持ち物一覧はコチラ!
自宅で観戦する場合
自宅でオープン戦を見る場合はネット配信で見ることをおすすめします。
ネット配信サービスにはDAZNやパ・リーグTV 、Rakutenパ・リーグSpecialなどで試聴することが可能です!
ネットに接続できる環境があれば、登録をするだけですぐにサービスを利用できます。
詳しくはコチラから
ただし、利用には月額もしくは年間料金が発生しますので、利用の際は各サービスの料金を比較しましょう。
また、全試合観戦できる訳ではなく、特定の球団を中心とした試合のみ配信される場合があります。
バント店長
基本は、公式戦と同様のルールに則って試合が行われますが、例外が何点かあります。
まず1つ目は、1軍選手・育成選手関係なく試合に出場することができます。
公式戦では育成選手は1軍の試合に出場できませんが、オープン戦には出場可能です。
開幕までに支配下登録を目指すためには、オープン戦は貴重なアピールの場となるでしょう。
2つ目に、オープン戦は原則9回で試合終了です。
9回終了時点で同点になっていても延長戦は行われず引き分けとなります。
3つ目は、DHの有無を各球団で自由に設定が可能。
DHを使って野手に経験を積ませたり、開幕前には投手も打席に立たせて打線が機能するか確認することもあります。
両球団DHの有無を合わせる必要はなく、一方の球団はDHあり、もう一方の球団はDHなしという形を取ることも可能です。
オープン戦とは?
ペナントレース(公式戦)が開幕する前に行われる非公式試合のこと
開催時期
春季キャンプ終盤の2月下旬からシーズン開幕前の3月下旬まで
開催場所
前半:キャンプ地である宮崎県や沖縄県など
後半:各本拠地球場
今回はオープン戦についての内容や練習試合との違いについて紹介しました。
練習試合と混同しがちなイメージを持ちますが、大きく違う部分もあって全くの別物と思ったのではないでしょうか!
練習試合は料金が無料ではあるものの、開催する場所に限りがあり観戦に行きにくい場合があります。
オープン戦は有料ではありますが各球団の本拠地で行われ、公式戦と同じ雰囲気を味わえます!
シーズンに向けた選手たちの力の入ったプレーを楽しみましょう!!
この記事で「オープン戦」について理解して、プロ野球をより一層楽しんでいただけたら幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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サービス | DAZN | DMM×DAZN | DAZN for docomo | スカパー | パ・リーグTV | Jスポーツ | ベースボールLIVE | Rakuten TV | フジテレビONEsmart | ニコニコプロ野球チャンネル | Hulu | Paravi | ホークスTV | 虎テレ | GIANTS TV |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
対象球団 | 11球団 (広島除く) | 11球団 (広島除く) | 11球団 (広島除く) | 12球団 | 6球団 (パ・リーグ) | 5球団 (広島・横浜・中日・楽天・オリックス) | 6球団 (パ・リーグ) | 6球団 (パ・リーグ) | 2球団 (西武、ヤクルト) | 1球団 (横浜) | 1球団 (巨人) | 1球団 (横浜) | 6球団 (パ・リーグ) | 1球団 (阪神) | 1球団 (巨人) |
月額料金 (税込) | 2,300円 | 3,480円 | 4,200円 | 4,483円 | 1,595円 | 1,980円 | 660円 | 702円 | 1,100円 | 550円 ※プレミアム会員 | 1,026円 | 1,017円 | 900円 | 660円 | 1,320円 |
1球団あたり の月額 | 209円 | 316円 | 382円 | 374円 | 266円 | 396円 | 110円 | 117円 | 550円 | 550円 | 1,026円 | 1,017円 | 150円 | 660円 | 1,320円 |
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