【プロ野球】14球団構想とは?メリットや問題点は?わかりやすく解説!

皆さんは「プロ野球球団が増える」と聞いたらどう思いますか?

とにかくワクワクするという人もいれば、メリット・デメリットは何なのか?、問題点はないのか?が気になるなど、人によって感じ方は様々かもしれません。

2022年11月に日本野球機構(NPB)は、2024年シーズンから現在の12球団から、2球団増やした14球団で2軍公式戦を開催する方針を固めました。

今回この記事では「14球団構想」の意味から、今回決まった二軍戦14球団構想を詳しく解説、プロ球団が増えることによるメリット・デメリット、その問題点について、小学生でもわかるように解説していきます!

こんな方にオススメ
  • 「14球団構想」とは?意味が知りたい人
  • プロ野球球団が増えるとどうなるの?が知りたい人
  • 日本プロ野球の今後の流れが知りたい人

14球団構想とは?

まずは簡単に、用語解説からいきます!

用語解説

14球団構想とは?
現在あるプロ野球12球団の他に、2球団を新たに作り14球団でプロ野球興行を行う仕組みやルールなどを決めること。

バント店長

プロ野球の球団を増やす話は、昔から議論されており、2024年から14球団で二軍戦が行われることが決定したことにより、一気に前進したといえるでしょう!

今のプロ野球について

2024年から14球団に!

まずは、2022年11月に決定された、「2024年からの二軍戦が14球団で行われることについて詳しく見ていきましょう!

14球団で開幕までの流れ

2022年11月
14球団で二軍公式戦を行う方針が固まる

プロ野球オーナー会議にて、2024年シーズンから新たに2球団を加え、計14球団で二軍公式戦を行う方針が決定

2023年春頃
参入球団の公募

二軍のリーグに新規参入する2球団を公募

複数の球団の応募が想定される

球団募集とはなっていますが、その球団を運営する親会社が決まるイメージです!

時期未定
参入球団が決定

新規参入する2球団が決定

最終的に2球団が決定
2024年
14球団でシーズン開幕

14球団で二軍公式戦を行う

決まっていること

すでに決まっている内容を紹介していきます!

本拠地は新天地

まず一つ目が、「現在の12球団が本拠地を置く都道府県以外で活動する」ということが決められています。

これは一軍の本拠地が基準となっていますが、一軍戦は行われません。

現在のある都道府県は以下のとおりです。

球団本拠地・都道府県
北海道日本ハムファイターズ北海道
東北楽天ゴールデンイーグルス宮城県
埼玉西武ライオンズ埼玉県
読売ジャイアンツ東京都
東京ヤクルトスワローズ東京都
千葉ロッテマリーンズ千葉県
横浜DeNAベイスターズ神奈川県
中日ドラゴンズ愛知県
オリックスバファローズ大阪府
阪神タイガース兵庫県
広島東洋カープ広島県
福岡ソフトバンクホークス福岡県
12球団本拠地

今の一番の候補としてあげられているのは、2011年からプロ野球の地元球団新設構想を進めてきた静岡県清水庵原球場が予定されています。

球団が増えるメリット・デメリット

ここからは、プロ野球球団が増えることのメリット、デメリットを見ていきましょう!

メリット

メリットとして以下の4つがあげられます。

メリット
  • 経済効果・地方活性化
  • 球場周辺の開発
  • 地域住民が結束するためのシンボル
  • 健全な娯楽の機会が増える

経済効果・地方活性化

一番のわかりやすいメリットは、「経済効果」です。

球団を誘致することで、その地元に大きな経済効果をもたらし活性化が期待できます。

宮城県に本拠地を置く、東北楽天ゴールデンイーグルスを例に見てみましょう。

2019年、楽天イーグルスの1軍主催試合による宮城県内の経済効果は約240億円と言われています。

これは、1試合あたりだと3.6億円を生み出している計算になります。

このように大きなお金が動くということは、その分、新たな仕事が生まれたり、地域が活性化されているとも言えます。

例を見てわかる通り、大きな経済効果ですが、プロ野球球団による経済効果は3つの種類に分けられます。

直接効果

観客が支払う、入場料や交通費、グッズ購入費や飲食費による経済効果のこと。

人気球団になり観客が多くなることで、効果は大きくなる。

第一次波及効果

グッズを作るための繊維や素材。飲食物を作るための食材など、直接効果が大きくなることによる影響から生まれる、経済効果のこと。

第二次波及効果

第一次波及効果が増えることにより、地域の所得がアップ。

その影響により、全く新たな需要(家電を買うなど)が生まれる、経済効果のこと。

球場周辺の開発

2つ目は、「球場周辺の開発」です。

こちらは、1つ目の経済効果にも関連しますが、新球団の誘致が決まると本拠地周辺の街が整備されていきます

例としては、飲食店が増えたり、娯楽施設ができたり、街自体が綺麗になったりなどです。

理由としては、観客が集まるので、その地域でお金を使う人が増えていきます。

そのため、球場周辺の開発、再開発が進められていくのです。

地域住民が結束するためのシンボル

3つ目は、「球団がその地域のシンボルとして機能」することが期待できます。

「球団はわが街の誇り!」などのように、街への帰属意識も強化されると考えられます。

すでにある球団で見ても、広島東洋カープは広島県の代名詞とも言える存在と言えますし、リーグ優勝した際の広島県の盛り上がりはすごいものでした。

健全な娯楽の機会が増える

4つ目は、「健全な娯楽の機会が増える」ということです。

パチンコ、競馬、ギャンブルなど、青少年育成の観点でいうと不健全な娯楽への依存を防止することが期待できます。

人の時間は限られているので、野球観戦という新たな娯楽の選択肢が増えることで、不健全な娯楽への機会をその分減らすことができるといえるでしょう。

デメリット・懸念点

一方のデメリット・懸念点としては以下の4つが考えられます。

デメリット
  • レベル維持と戦力バランス
  • 球場・設備の改修整備
  • 地域定着までの長期化

レベル維持と戦力バランス

まず1つ目は、「プロ野球のレベルの維持と球団間の戦力バランス」が最初は難しいと考えられます。

新規参入の難しさは、2005年に新規参入した東北楽天ゴールデンイーグルスを見るとよくわかります。

この年の楽天イーグルスは、開幕直後からリーグ最下位に沈み、そのまま最下位でシーズンを終えました。

そのシーズン中にも、リーグ戦ではパ・リーグ5球団すべてに負け越し。

球団史上最長となる11連敗を2度も記録しています。

新規球団ゆえの経験不足・戦力不足により、厳しいデビューとなりました。

このように、新しい球団はどうしても戦力不足になりがちです。

そのため、球団間の戦力バランスが悪くなり、競り合った試合が少なくなることで、いわゆる面白くない試合が増えてしまうという懸念点があります。

バント店長

楽天イーグルスはその後、2013年にリーグ優勝と日本一を獲得しています。戦力強化にも一定の時間が必要ということがよくわかりますね!

球場・設備の改修整備

当たり前ですが試合をするためには、その球団の本拠地となるホーム球場が必要になります。

そのホーム球場の整備や修繕費用として、莫大な金額がかかってきます

ちなみに、日本ハムファイターズの新球場「エスコンフィールド」の総事業費は約600億円と言われています。

このエスコンフィールドは、メジャーのような周辺施設などでも1日楽しめるようなボールパーク球場として作られているからという理由もありますが、莫大な費用がかかるということが分かる思います。

球団の人気としてはもちろんのこと、その球場でお金を使ってもらえるような施設作りが大切になってきます。

ボロボロな球場だと、ワクワク感が半減してしまったり、また行きたいと思わないかも知れません。

そうならないために、定期的なメンテナンスはもちろんのこと、球場全体で観客を楽しませる設備であることが重要です。

一度作って終わりではないので、より資金力のある親会社でないと厳しいという一面もあります

地域定着までの長期化

最後に、「地域定着まで長期化すること」が懸念としてあげられます。

球団を新たに増やせば、必ずその地方が活性化するのか?と言われればそうとも限りません。

球団としての魅力はもちろんのこと、所属する選手やチームの強さによっては、なかなかファンが獲得できない可能性だってあります。

そうなってしまえば、球団として赤字が続くことになりますし、地域活性も難しいと言えるでしょう。

新規事業には失敗はつきものですが、プロ野球においても同じことがいえます。

新球団のマーケティングは良くも悪くもなる、とても重要な仕事と言えるでしょう。

まとめ

今回は、「14球団構想」について解説してきました!

プロ野球はずっと12球団というわけではなく、16球団だったり合併や脱退があり、現在の12球団なりました。

なので、また球団が増える可能性も全然あると思います。

球団構想については、まだ決まっていないことも多く、どうなっていくかとても楽しみですね!!

この記事で「14球団構想」について理解して、プロ野球をより一層楽しんでいただけたら幸いです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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