【決定版】WBCアメリカ代表がヤバすぎる!史上最強チームを解説!

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野球国際大会「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」

第4回の優勝国・アメリカ代表は、今回の第5回大会の連覇を狙っており、選出選手はメジャーリーグ(MLB)のスター選手ぞろいでした。

この記事では、そのアメリカ代表がどれほどスター選手を集めていたのか、詳しく解説していきます!

こんな方にオススメ
  • 2023年第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を振り返りたい!
  • アメリカの代表選手が、どんな選手かが知りたい!

2連覇を目指すアメリカは超本気!

まず簡単に、今回のアメリカ代表に選出されている選手が、どれくらいすごいのかを紹介していきます!

どれくらいヤバいのか!?

アメリカ代表に選出されいている選手は、メジャーリーグでも「大スター」と言われる選手ばかりです。

大谷翔平選手が、2021年にメジャーリーグの一番偉大なシーズンタイトルとも言える、「MVP(最優秀選手賞)」を獲得しました。

日本人でこのMVPを獲得したことがあるのは、イチロー選手と大谷翔平選手のみです。

WBCアメリカ代表には、MVPホルダーが4人もいました

MVP同士の単純な比較はできませんが、日本が誇るイチロー選手や大谷翔平選手のような、メジャーリーグでもぐんを抜いたスーパースターの選手が何人もいるといえるでしょう。

2023年大会のアメリカ代表スタメンを表すと、こんな感じで「ヤバい」選手ばかり

WBCアメリカ代表・予想スタメン

文句なしのアメリカ史上最強チームとも言えるでしょう!!!

選手一覧

それでは早速、アメリカ代表に選出されたメジャーリーグのスター選手たちを紹介していきます!

投手

選手名チーム年俸(2022年)年齢
マイルズ・マイコラスカージナルス約21億7000万円34
ランス・リンホワイトソックス約25億5000万円35
アダム・オッタビーノメッツ約5億3000万円37
メリル・ケリーダイヤモンドバックス約7億円34
デビッド・ベッドナーパイレーツ約9700万円28
デビン・ウィリアムズブルワーズ約9700万円28
アダム・ウェインライトカージナルス約24億円41
ライアン・プレスリーアストロズ約14億円34
ダニエル・バードロッキーズ約6億円37
カイル・フリーランドロッキーズ約9億8000万円29
ブレイディ・シンガーロイヤルズ約1億200万円26
アーロン・ループエンゼルス約9億9000万円35
ニック・マルティネスパドレス約13億2000万円32
ジェイソン・アダムレイズ約2億4000万円31
ケンドール・グレイブマンホワイトソックス約10億5000万円32

捕手

選手名チーム年俸(2022年)年齢
J.T.リアルミュートフィリーズ約32億円32
ウィル・スミスドジャース約9900万円28
カイル・ヒガシオカヤンキース約7400万円32

内野手

選手名チーム年俸(2022年)年齢
ノーラン・アレナドカージナルス約47億円31
トレイ・ターナーロサンゼルス・ドジャース約28億円29
P・ゴールドシュミットカージナルス約30億円35
ピート・アロンソメッツ約10億円28
ティム・アンダーソンホワイトソックス約13億円29
ボビー・ウィットJr.ロイヤルズ約9500万円22
ジェフ・マクニールメッツ約16億円30

外野手

選手名チーム年俸(2022年)年齢
マイク・トラウトエンゼルス約48億円31
カイル・シュワーバーフィリーズ約27億4000万円30
ムーキー・ベッツドジャース約24億円30
セドリック・マリンズオリオールズ約9700万円28
カイル・タッカーアストロズ約1億円26

辞退選手

参加予定だったが、辞退してしまった選手も最強選手ばかりです…

そちらも紹介しておきます!

位置選手名チーム年俸(2022年)年齢辞退理由
投手ディラン・シースホワイトソックス約9700万円27シーズンに専念するため
投手ニック・マルティネスパドレス約5億6000万円32シーズンに専念するため
投手ローガン・ウェブジャイアンツ約9900万円26シーズンに専念するため
投手クレイトン・カーショードジャース約28億円35保険の問題
投手ネイサン・イオバルディレンジャーズ約25億5000万円33保険の問題
投手ネスター・コーテズヤンキース約9800万円28右ハムストリング故障
内野手トレバー・ストーリーレッドソックス約27億円30右肘手術のため
外野手ブライス・ハーパーフィリーズ約35億円30右肘手術のため

選手情報

ここからは、各選手の詳細情報を紹介していきます!

キャプテン(主将)

マイク・トラウト

MLBにおける現役最強かつ最高の選手

@World Baseball Classic
選手名マイク・トラウト
(Michael Nelson Trout)
所属チームロサンゼルス・エンゼルス
ポジション外野手
投打右投右打
身長・体重188cm・107kg
生年月日1991年8月7日(31歳)
※年齢は23年3月時点

最初に紹介するのは、今大会のアメリカ代表のキャプテン。

MLB最強選手との呼び声高いマイク・トラウト選手です。

大谷翔平選手と同様の、ロサンゼルス・エンゼルスに所属しています。

トラウト選手は、現在31歳という年齢ながら、すでにシーズンMVPを3回オールスターゲームに10回選出シルバースラッガー賞を7回獲得

さらに、通算300本塁打・200盗塁を達成している。

2019年には当時北米スポーツ史上最高の、12年・4億2650万ドル(約554億4500万円)で契約を結んで話題となりました。

バケモノぞろいのメジャーリーガーの中でも、飛び抜けている選手といえるでしょう!

外野手

ムーキー・ベッツ

走攻守そろった優勝請負人・5ツールプレイヤー

@World Baseball Classic
選手名ムーキー・ベッツ
(Markus Lynn Betts)
所属チームロサンゼルス・ドジャース
ポジション外野手
投打右投右打
身長・体重175cm・82kg
生年月日1992年10月7日(30歳)
※年齢は23年3月時点

2018年にレッドソックスで、2020年にはドジャースでワールドシリーズを制覇している優勝請負人。

ゴールドグラブ賞5回シルバースラッガー賞4回シーズンMVP1回を受賞しており、走攻守のいずれでも、MLB最高レベル。

「ミート力」「長打力」「走力」「守備力」「肩力」の5つを、高いレベルで兼ね揃えた5ツールプレイヤーと言われている。

余談となるが、ボウリングの実力もプロレベルで、プロボウリングのイベント大会に参加したり、300点のパーフェクトゲームを達成したりしている。引退した後は、プロボウラーになると語っている。

カイル・シュワーバー

22年ナ・リーグ本塁打王

@World Baseball Classic
選手名カイル・シュワーバー
(Kyle Schwarber)
所属チームフィラデルフィア・フィリーズ
ポジション外野手
投打右投左打
身長・体重182cm・104kg
生年月日1993年3月5日(30歳)
※年齢は23年3月時点

2014年のMLBドラフト1巡目でプロ入り。2015年にはメジャーデビューを果たす。

2022年には、46発を放ちナ・リーグの本塁打王に輝く。同年にシルバースラッガー賞も受賞

2021年、2022年には2年連続でオールスターゲームにも選出。

ダルビッシュ有投手の”天敵”ともいわれており、同投手から148mにも及ぶ超特大弾を放っている。

セドリック・マリンズ

21年に大ブレーク・ボルチモアの星

@World Baseball Classic
選手名セドリック・マリンズ
(Boyce Cedric Mullins)
所属チームボルチモア・オリオールズ
ポジション外野手
投打左投両打
身長・体重173cm・79kg
生年月日1994年10月1日(28歳)
※年齢は23年3月時点

セドリック・マリンズは、メジャー4年目となる21年に突然の大ブレークを見せ、スター選手の一人として名を上げ始めました。

同じく21年には、オールスターゲーム選出とシルバースラッガー賞を受賞。

また、オリオールズの長い歴史の中でも、球団初となる「30本塁打・30盗塁」を達成しています。

カイル・タッカー

可能性を秘めた「MLB史上最高の左翼手」テッド・ウィリアムズ2世

@World Baseball Classic
選手名カイル・タッカー
(Kyle Daniel Tucker)
所属チームヒューストン・アストロズ
ポジション外野手
投打右投左打
身長・体重193cm・86kg
生年月日1997年1月17日(26歳)
※年齢は23年3月時点

カイル・タッカー選手は、非常に抜け目のない打者で、どの打順でも機能するであろうタイプの打者と言えます。

2022年オールスターゲーム選出、2021年にはオールMLBチームの一人に選出。

2022年シーズンでは20本塁打20盗塁も達成しており、守備・走塁・打撃のいずれにおいても、アメリカ代表のスーパーサブといったポジションで起用されることでしょう。

内野手

ノーラン・アレナド

異次元の守備・世界最強の三塁手

@World Baseball Classic
選手名ノーラン・アレナド
(Nolan James Arenado)
所属チームセントルイス・カージナルス
ポジション三塁手
投打右投右打
身長・体重188cm・96kg
生年月日1991年4月16日(31歳)
※年齢は23年3月時点

前回大会から、2度目の代表選出となったノーラン・アレナド選手。

MLB史上最高の三塁手という呼び声も高いハイレベルな守備と、信じられないほどの強肩の持ち主。

最高の守備力を称える、ゴールドグラブ賞はメジャー1年目から9年連続9回受賞しており、現在も継続中です。

打撃においても、本塁打王を3回打点王2回シルバースラッガー賞を4回受賞している。

2019年には、三塁手として史上初の5年連続30本塁打・100打点の快挙を達成

オールスターゲームにも6度選出されており、現役最強の三塁手といっても過言ではないでしょう。

トレイ・ターナー

MLB史上最多3度のサイクルヒット達成者

@World Baseball Classic
選手名トレイ・ターナー
(Trea Vance Turner)
所属チームロサンゼルス・ドジャース
ポジション遊撃手、二塁手、中堅手
投打右投右打
身長・体重188cm・84kg
生年月日1993年6月30日(29歳)
※年齢は23年3月時点

MLBでもトップクラスの俊足で、その卓越した走塁技術から、盗塁王を2度獲得している。

2021年には、オールスターゲーム選出首位打者を獲得。

また、MLB史上最多タイとなる3度のサイクルヒットを達成しており、打撃・走塁をハイレベルで持つ選手と言える。

守備では、ショート(遊撃手)を本職としているが、セカンド(二塁手)やセンター(中堅手)も守るなど、複数ポジションをこなすことができるマルチプレイヤー。

アメリカ代表では、複数ポジションをこなせることから、短期決戦の場では重宝される選手であることに違いない。

ティム・アンダーソン

驚異的な身体能力&天性のセンスの持ち主

@World Baseball Classic
選手名ティム・アンダーソン
(Timothy Devon Anderson)
所属チームシカゴ・ホワイトソックス
ポジション遊撃手
投打右投右打
身長・体重185cm・84kg
生年月日1993年6月23日(29歳)
※年齢は23年3月時点

ティム・アンダーソン選手が野球を始めたのは高校2年生から

それまでは、バスケットボールをしており、アラバマ州大会の制覇を果たしている。

バスケットボールで培った身体能力と、天性の野球センスで、首位打者とシルバースラッガー賞をそれぞれ1回獲得している。

オールスターゲームにも2度選出されており、今後も活躍が期待されている選手の一人。

ピート・アロンソ

メジャー屈指のホームランマシーン

@World Baseball Classic
選手名ピート・アロンソ
(Peter Morgan Alonso)
所属チームニューヨーク・メッツ
ポジション一塁手
投打右投右打
身長・体重190cm・111g
生年月日1994年12月7日(28歳)
※年齢は23年3月時点

2019年にメジャーデビューを果たすと、1年目から53本の本塁打を放ち、新人最多本塁打を更新。

その年、本塁打王と新人王を獲得した。

19年、21年にはオールスターのホームランダービー(本塁打競争)に出場。(※20年は開催なし)

史上3人目の連覇を達成し、多くの人の度肝を抜いた。

出場347試合で、通算100号を到達しており、その記録はは史上2番目に早い記録となった。

ポール・ゴールドシュミット

22年シーズンMVP

@World Baseball Classic
選手名ポール・ゴールドシュミット
(Paul Edward Goldschmidt)
所属チームセントルイス・カージナルス
ポジション一塁手
投打右投右打
身長・体重191cm・100g
生年月日1987年9月10日(35歳)
※年齢は23年3月時点

衰え知らずのベテラン。常に全盛期とも言えるのが、ポール・ゴールドシュミット選手です。

打撃はもちろんのこと、守備にも定評があります。

オールスターゲーム7回選出ゴールドグラブ賞4回シルバスラッガー賞4回本塁打王、打点王それぞれ1回の受賞歴があります。

2022年シーズンでは、ナショナル・リーグのMVPを受賞!メジャー12年目での初受賞となりました。

35歳のベテラン選手ということもあり、実績・安定感を考えても、アメリカ代表の支柱的存在になることでしょう。

ボビー・ウィットJr.

未来の大スター候補・5ツールプレイヤー

@World Baseball Classic
選手名ボビー・ウィットJr.
(Bobby Witt Jr.)
所属チームカンザスシティ・ロイヤルズ
ポジション遊撃手
投打右投右打
身長・体重185cm・91kg
生年月日2000年6月14日(22歳)
※年齢は23年3月時点

「ミート力」「長打力」「走力」「守備力」「肩力」の5つを高いレベルで兼ね揃えており、5ツールプレイヤーの資質を持つ若手選手

2019年のMLBドラフト1巡目で、ロイヤルズに入団。

2022年メジャーデビューをし、オフシーズンには受賞はならなかったものの、最優秀新人賞の最終候補にも選ばれていた。

未来像として、俊足巧打メジャー最高峰の遊撃手・トレバー・ストーリー選手を挙げる声も多い。

ジェフ・マクニール

昨年首位打者の安打製造機

@SNY Mets
選手名ジェフ・マクニール
(Jeff McNeil)
所属チームニューヨーク・メッツ
ポジション二塁手、三塁手
投打右投左打
身長・体重185cm・89kg
生年月日1992年4月8日(30歳)
※年齢は23年3月時点

当初参加予定だった、トレバー・ストーリー選手に代わり追加招集。

昨シーズン2022年、首位打者とシルバースラッガー賞を受賞

複数のポジションを守れる上に、バットコントロールに長けた技巧派選手。

2013年にMLBドラフト12巡目でメッツに指名され、現役メッツ一筋の生え抜き選手

2023年には4年5000万ドルの延長契約に合意した。

捕手

J.T.リアルミュート

走攻守三拍子揃ったメジャーNo.1キャッチャー

@World Baseball Classic
選手名J.T.リアルミュート
(Jacob Tyler Realmuto)
所属チームフィラデルフィア・フィリーズ
ポジション捕手
投打右投右打
身長・体重185cm・96g
生年月日1991年3月18日(32歳)
※年齢は23年3月時点

J.T.リアルミュート選手は、キャッチャー(捕手)にありがちな守備に特化した選手というわけではなく、走攻守の三拍子がそろったとてもバランスの良い選手です。

21年には、キャッチャーとしてはMLB史上最大となる、5年・1億1,550万ドル(約165億円)での契約を結んでいます。

現在のメジャーリーグでは、ナンバーワン・キャッチャーといっても過言ではないでしょう。

オールスターゲームには3回選出シルバスラッガー賞2回ゴールドグラブ賞1回の受賞歴があります。

ウィル・スミス

ハリウッドの大物俳優と同姓同名・打てるキャッチャー

@World Baseball Classic
選手名ウィル・スミス
(William Dills Smith)
所属チームロサンゼルス・ドジャース
ポジション捕手
投打右投右打
身長・体重178cm・89g
生年月日1995年3月28日(28歳)
※年齢は23年3月時点

ウィル・スミス選手は、有名俳優と同姓同名であることも大きな話題に。

所属するロサンゼルス・ドジャースでは、ワールドシリーズ制覇も経験。

強豪チームの正捕手として、名だたる投手陣をまとめており、打っては3番や4番を任されることが多い、打って守れる捕手である。

アメリカ代表では、2番手キャッチャーに回ることになるだろうが、その安定感や実力を考えると脅威であることに変わりはない。

カイル・ヒガシオカ

日系4世・田中将大とも共闘

@Kyle Higashioka
選手名カイル・ヒガシオカ
(Kyle Higashioka)
所属チームニューヨーク・ヤンキース
ポジション捕手
投打右投右打
身長・体重185cm・91g
生年月日1990年4月20日(32歳)
※年齢は23年3月時点

日系4世のアメリカ人。2008年にドラフト7巡目でヤンキースに入団。

2017年にようやくメジャーデビュー。同年に田中将大ともバッテリーを組んだ

名門ヤンキースの正捕手として活躍。

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次のページでは投手を紹介しています!

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1 COMMENT

SURAPONG

詳説をありがとうございます。
25年間ほど野球がない東南アジアで生活し、2年前に帰国した者です。当時は野茂がメジャーデビューした時、今日は25年ぶりに生中継で日本人選手をWBCでみました。
米国は野手と捕手はメジャー選抜なんですね!
投手が見劣りしそうなので、明日の決勝は日本もいい試合にできるかもしれませんね?
もちろん本場米国でメジャー選抜がアジア人に負けたら大ブーイングでしょうが(笑)
明日は会社を休んでメジャー選抜の凄さと、日本がどうぶつかるかを見たい心境です!!

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