【プロ野球】年間試合数は?試合の種類と時期を解説!

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

3月から始まるプロ野球。

年間を通して行れ、OP戦や交流戦、クライマックスシリーズなどそれぞれ何試合ずつあるかご存知でしょうか?

この記事ではそんなプロ野球の「試合数と時期」を、小学生でもわかるように解説していきます!

こんな方にオススメ
  • プロ野球の試合数と時期が知りたい!
  • どんな試合の種類があるのか知りたい!
  • もっと野球に詳しくなりたい!

ここからは、年間に1球団が行う試合数について詳しくお伝えしていきます。

プロ野球は公式戦だけでなく、いろいろな試合が行れます。

年明けから時期に沿って紹介していきます!

種類時期試合数
オープン戦2~3月15~20試合
ペナントレース
(交流戦除く)
3~9月125試合
交流戦5、6月18試合
オールスターゲーム7月2試合
クライマックスシリーズ10月最大9試合
日本シリーズ11月最大8試合

オープン戦

まずはオープン戦です。「OP戦」と表記されることもあります。

オープン戦はシーズン開幕前の準備期間(2~3月)に行われる試合です。

オープン戦はNPB管理下で行われ、入場料も発生します。日程についてもNPBの管理の元、試合が組まれます。

キャンプ中には練習試合も行われることもありますが、こちらはNPBの管理下ではなく、球団同士の合意のもと行われており、入場料が無料であることも多くあります。

オープン戦は各球団で試合数のばらつきもありますが、15〜20試合程度行われていきます。

試合数のばらつきはありますが、ここでも順位や個人成績というのも出されていきます。

まだまだ準備期間ということはありますが、ここで成績の悪いチームというのはシーズンでの成績が悪いということもあるため、シーズンに向けて重要な試合です。

時期2~3月
試合数15~20試合
説明各チームによって試合数は異なる
非公式戦

公式戦

リーグ優勝を目指し行われるのが公式戦です。

公式戦は3月末から9月下旬までで実施されていきます。

公式戦は大きく分けて2つに分けられていきます。

  • ペナントレース
  • 交流戦

1つは同じリーグと対戦していく試合、いわゆる「ペナントレース」です。

そして、もう一つが2005年からスタートした、「交流戦」です。

こちらは普段対戦しない別リーグのチームとの試合です。

時期3~9月
試合数143試合
説明リーグ優勝を決める公式戦
ペナントレースと交流戦を合わせて143試合

ペナントレース

ペナントレースは同じリーグのチームとの対戦です。

両リーグともに6球団ずつ所属しており、自チームを除く5球団と各25試合ずつ行います。

5球団×25試合=125試合が実施されます。

時期3~9月
試合数125試合
説明同リーグの各チームと25試合ずつ
全125試合

交流戦

交流戦では5月下旬から6月中旬ごろまで行われます。

別リーグの全6球団と対戦していきます。

試合数は6球団と3試合ずつの全18試合です。

時期5~6月
試合数18試合
説明別リーグの各チームと3試合ずつ
全18試合

オールスターゲーム

オールスターゲーム」は毎年7月に、セ・リーグ、パ・リーグの両リーグの選手を選抜し、選抜チーム同士で対戦する試合です。

過去には、3試合と試合数についてはばらつきがありましたが、2014年以降は年2試合の実施です。

また、4年に1度1試合は地方球場で開催されています。

時期7月
試合数2試合
説明両リーグで選抜された選手が出場
2試合はそれぞれ別の球場で実施される
非公式戦

バント店長

過去には勝ち越したリーグにドラフトの優先指名権があったけど、現在は撤廃されているよ!

クライマックスシリーズ

クライマックスシリーズ」は10月頃に行われる日本シリーズ進出をかけた戦いです。

クライマックスシリーズは2004年からプレーオフという形でパシフィックリーグでスタートし、2007年からはセントラルリーグも始まり、両リーグで実施しています。

ファーストステージ、ファイナルステージの2つに分かれています。

ファーストステージ

ファーストステージでは、リーグ2位球団とリーグ3位球団が、3戦2勝先取制で対戦していきます。

またリーグ2位球団のホーム球場で実施されます。

3試合終了の時点で1勝1敗1分、もしくは3分の場合には、リーグ2位球団が勝者となりファイナルシリーズへ進出します。

ファイナルステージ

ファイナルステージ」では、ファーストステージの勝利球団とリーグ1位球団が、1位球団の1勝のアドバンテージのもと、6戦4勝先取制で実施されます。

リーグ1位球団のホーム球場で実施されます。

時期10月
試合数ファーストステージ:最大3試合(3戦2勝)
ファイナルステージ:最大6試合(6戦4勝)
説明日本一を決定する日本シリーズへの出場権をかけ、セ・パ両リーグの公式戦の上位3チームが争うプレーオフ制度

日本シリーズ

日本シリーズ」は両リーグのクライマックスシリーズ勝者が対戦し、日本一をかけての戦いです。

11月頃に実施され、その年のシーズンの締めくくりとなります。

7戦4勝先取制したチームが優勝「日本一」となります。

引き分けなどを含め、どちらのチームも4勝に満たない場合には第8戦が行われます。

また、第7戦までは延長12回までとなりますが、第8戦以降は回数無制限となるため、引き分けがなくなり、決着がつくまで実施されます。

時期11月
試合数最大8試合(7戦4勝)
説明7戦目までに決着がつかなかった場合には第8戦が実
勝ち越したチームがその年の「日本一」

試合数の歴史

1990年代は130〜135試合で実施されていましたが、2001年からは140試合、2005,2006年は146試合、2007年〜2014年は144試合、2015年からは2020年を除き143試合で実施されています。

1990年代
130~135試合

2001年~2004年
140試合

同リーグの5球団とそれぞれ28試合ずつ実施

2005、2006年
146試合

2005年~交流戦がスタート。

同リーグの5球団とそれぞれ22試合ずつ(110試合)

交流戦では別リーグの6球団と6試合ずつ実施(36試合)

2007年~2014年
144試合

同リーグの5球団とそれぞれ24試合ずつ(120試合)

交流戦はホーム球場・ビジター球場で各2試合の4試合ずつ実施(24試合)

2015年~現在
143試合

※2020年は新型コロナウイルスの影響で全120試合

2015年からは、交流戦は各球団と3試合ずつの合計18試合に短縮されることになりました。

そのため、交流戦18試合と同リーグの球団と25試合の合計143試合となりました。

興行と移動などの面のバランスを踏まえながら試合数についても調整されています。

また、各球団地方球場での試合も行ったりと、集客のための施策試合も多く行われています。

まとめ

今回はプロ野球の試合数についてお伝えしていきました。

3月にスタートするオープン戦から、11月の日本シリーズまでシーズンを通して勝ち上がり試合を行い続けると、年間170試合程度の試合になります。

9ヶ月間戦い続ける精神力と体力というのが必要になることがわかりますね。

またオフシーズンには、WBCやアジアプロ野球チャンピオンシップなど日本代表の活動が行われ、そこにも選出されるとさらに試合数も増えていきます。

プロ野球は技術だけでなく、身体が強い選手がより活躍できる環境です。

この記事で「プロ野球の試合数」について理解して、野球をより一層楽しんでいただけたら幸いです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!